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コミュニケーション研究室 #case1~グッドコミュニケーションを学ぶツール「人狼」

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

三寒四温の3月。
学校を卒業して旅立つ人や転勤する人、
これまで取り組んできたことに終わりを告げる人。
私自身も新年度に向けて、心も身体も循環しているのを感じます。
新しい試みの1つとして、とある媒体でのコラム連載がはじまりました。

2017年12月に『月間WEREWOLF(ウェアーウルフ)』が創刊しました。
人狼をテーマとしたフリーマガジンですが、
編集長からオファーを賜り、ビジネスコミュニケーションの視点で
人狼の世界をお伝えするコラムを連載することになりました。

ただ、、、現時点では人狼などのアナログゲームができる施設や
主催団体への配布のみ。一般には市販されていないため入手難!!
そこで、編集長の許可を取り、BI:sionブログで公開に踏み切りました。

公開にあたり、BI:sionブログをご覧くださる方の中には
「人狼」にまったく興味がない方もいらっしゃることも重々承知です。
そんな皆様も少なからず「人間関係」や「コミュニケーション」
というキーワードにはご興味をお持ちのはず。
ゲームで学ぶコミュニケーションの醍醐味を知って、日常に役立てて欲しい!
そのような思いで毎月1回お届けしていきます。
全文を載せると4000字近くになるため抜粋掲載をご了承ください。
(全文を読みたい方はご連絡ください!)
ちなみにロージーというのは私の人狼ゲーム名です。

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ようこそ、ロージーのコミュニケーション研究室へ
#case1 グッドコミュニケーションを学ぶツール「人狼」

コミュニケーション研究室は、「西郷どん!」で再び注目を浴びる鹿児島県にある、
対人関係に悩む人にとっての駆け込み寺です。※架空の研究室です
ここには様々な悩みや願いをもった方が、ご自身の悩みを解決したい、
もっと成長したい、周りの人も幸せにしたい、と訪れます。
今ではちょっとした異業種交流の場となっているこの研究室ですが、
何を処方しているのかと言うと、、、人狼ゲームです。
「もっと人に伝えるのがうまくなりたい」
「初対面の人がいる場が苦手」
「会社の人間関係をもっとよくしたい」
…そんな症状に出す薬として人狼ゲームを使っています。

 

「人狼ってあれでしょ、人をだますやつ。」

そう思った人、手を挙げて!!!
間違いではありませんが、だます、だまされる、嘘をつくことより、
いかに人の信頼を得ることができて良き場をつくるグッドコミュニケーションができるか、
いわば「コミュニケーション偏差値」を測るのが我が研究室で提供している
「ビジネスコミュニケーション人狼」なのです。
(※ビジネスコミュニケーション人狼とは、人狼ゲームを学びの材料とし
自分のパターンに気づき、対人関係の課題をクリアしていくプログラムです。)

 
===
人狼を嗜む皆さんなら一度はご経験があるでしょう。
「なんか怪しい」って初日に追放されてしまったり、
弁明すればするほど疑われてしまったり、
自分の推理を話すことに夢中で相手の言い分を聞きもらしてしまったり。。。

実はこれ、人狼ゲームの中だけの話じゃないのですよ。
あなたの実生活、ご家庭や職場でもきっと同じコミュニケーションパターンを取っているはずです。
例えば、友人との会話で「目が笑ってない」とご指摘を受ける人は要注意!
それだけで、あなたの言い分が通らない可能性が大いにあります。
自分の表情は自分では見えないのですが、人からは見られているのですね。

『人は見た目が9割』という本がベストセラーになりましたが、
「オレ、見た目に自信ないし…」とか
「ワタシ、中身で勝負しているから外見なんて気にしないのっ!」というあなたにこそお伝えします。
見た目というのは単にルックスの良さというわけではなく、
清潔感だったり表情だったり仕草だったり、9割に含まれるものは意外と多いということに気づいていますか?

さらにこれからの季節に気を付けたいのが「におい」です。
デリケートな問題なのでご本人に直接お伝えすることは憚られますが、
最近話題になった「スメハラ」=スメルハラスメント
(加齢臭・ミドル脂臭・体臭、口臭、タバコ、香水、柔軟剤などを原因として、
臭いで周囲の人々に不快な思いをさせること)があらわしている通り、
「におい」への配慮は人間関係におけるマナーであり、
グッドコミュニケーションをつくる1つの大きな要素と言えます。

 

===
私が人狼を始めた2015年の春。
とにかく初日で追放されたり襲撃されたり、悲しい戦績ばかりです。
ロージーのコミュニケーション研究室と言いつつ、自分ができていなかったのですね。
自覚はありました。
例えば、そもそも論理が追い付かないのでとにかく人の推理や意見を聞いて考えよう
と思ってだまって見ていると「怪しい」と言われ、投票が遅いと「怪しい」と言われ、
しゃべればしゃべったで「怪しい」と言われ・・・
「○○さんと○○さんが怪しいと思う」と人狼を言い当ててしまって初夜トンされ・・・

どーせーっちゅーねん!

今でも短命プレイヤーではありますが、そんな自分の経験から、
ゲームを楽しむにはどんなコミュニケーションに気を付ければいいのか考えるようになり、
ビジネスコミュニケーション人狼が生まれました。

===
冒頭で「コミュニケーション偏差値」と表現しましたが、
私はコミュニケーションは得意だけれども、
聞く・話す・観るのバランスが取れていなかったり、
思ったことが顔に出やすかったりというパターンがあることに気づきました。
これも今に始まったことではなく幼少からずっとそうなのですが、
大人になって改めて、自分のコミュニケーションのパターンを知ることは
社会で生きていくうえでとても大事なことだと分かりました。

なぜなら、社会ではわざわざ人の不足部分を指摘してくれる人は少ないからです。
会社のミーティングで
「あなた、自分の主張だけでなくてちょっとは人の話を聞いたらどう?」
なんて言われることはありませんよね。
そう感じる人はあなたとは自然と距離を置くようになります。
そこで初めて「あれ?なにか悪い部分があったのかな?」
と気づくことができるのです
(たまに気づかない人もいますが、それはそれで鈍感力を発揮しているという強みだと理解しましょう!笑)。

 
家族間のコミュニケーションであればもっとシビアかもしれませんね。
「ねえ、あなた、聞いてるの?テレビばっかり見てないで、私が話してるんだからちょっとは私の話を聞いてよ!ねえ、ねえ!」
・・・ブチッ。(テレビの電源を切られる)。
そんなど真ん中ストレート球を投げつけられる人もいるでしょう。
様々な「痛い」経験があなたのコミュニケーション偏差値を上げていく糧になるのですが、
できれば「痛い」経験ではなく、「健やか」で「楽しい」経験がいいですよね。

 

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トントントン。
あら、次のお客様がいらっしゃったようです。そろそろお別れの時間ですね。
コミュニケーションの質は人生の質。もし今あなたが日常に違和感をもっていて、自分の殻を破って羽ばたきたいとお感じになっているのなら、扉をたたいてくださいね。
GMロージーがいつでもお待ちしています。

それではまた来月、「コミュニケーション研究室」でお会いしましょう。

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