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若者が「働きたい」と思える仕事をつくるのが大人の仕事

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

2018年になりました。
新年を迎え、新たに目標を立てたり、新しくスタートすることがあったり、気持ちも新たに日々をお過ごしの方も多いと思います。

 

実は昨日まで、まったく違うテーマで書こうと思っていたのですがそのテーマはいったん置いて、ある学生との会話から感じたことを書きたいと思います。

 

初めてお会いする大学3年生のAさん。
そろそろ就職活動に向けて動きださなくてはいけない時期だけど、どうも気が乗らなくて、、、ということでした。

 

おや?
就職活動の悩みと言えば、、、キャリアコンサルタントの出番ですね!
とは言え相談されているわけでもないのですが、自然と話を聞くモードになってしまうものです。

ご本人のこともあるので詳しくはお伝えできませんが、お話を聞いていると大きく2つの想いがあるように感じました。

 

1.「社会に出て企業に勤めて働く」ことに前向きなイメージが持てない
2.休学という1年の猶予を得て、自分の成長を感じたい

 

想いを否定するつもりはまったくなく、むしろ、私たちオトナがおもしろい社会を見せられなくてごめんなさいという申し訳なさが先に立ったのですが、そう言えば私はどうだったかな?と記憶をたどりました。

 

↓私の母校、関西学院大学です。大学のWEBサイトから借用しました。

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就職活動を通してたくさんの社会勉強をした大学時代

大学3年生の頃は就職氷河期で、たくさんエントリーはするもののなかなか面接までたどり着けない選考も多かったです。私はマスコミ(出版社、新聞社、放送局など)志望だったので大学2年から動いていました。具体的には自己分析や業界分析、OBOG訪問、インターンシップなどです。
関西の某テレビ局のインターンシップでは最終選考まで残り、あと一歩で憧れのテレビ局に、、、というところで落っこちて相当くじけたものですが、 一緒に就職活動に取り組む仲間と出会い、熱心に指導してくださるキャリアコンサルタントの方にも恵まれ、「はやく社会に出てみたい」「自分の力を試してみたい」という気持ちがありました。
また、OBOG訪問をさせていただいた先輩も素敵な方ばかりで、その先輩がきっかけでエントリーを決めた会社もあります(結果的にその会社が就職先になったのですが)。

 

2年生から準備していたこともあり、4年生の早いうちに内定をもらうことができました。1つ、2つ、最終的には3つ内定をいただき、迷いに迷ったあと、1つに決めて、あとは卒業旅行ざんまい。
もしかしたらある意味で特殊な環境だったかもしれません。
この就職活動の経験が、その後の人生における人脈づくりや、コミュニケーション能力に大きく影響していると言えます。
楽しいことばかりだったかと聞かれればそうではなく、マスコミを目指してずっと活動していたのにどこにも採用されず、3年になり周りが就職活動をはじめるタイミングと並び、一般企業への就職活動のモチベーションを継続させるのも難しかったです。あきらめたくない気持ちもありましたが、どこで折り合いをつけるか、自分なりに複雑な感情と向き合った日々でした。

当時はまだ就職以外の選択肢が多くなかったので、大学は4年で卒業して就職するものだという思い込みもありました。
今は就職以外の選択肢もたくさんありますし、「企業へ就職する」以外に、いろんな団体や組織の中で働く可能性もひらかれています。選択肢が多様になった分、迷いも多いのが今の若者世代なのではないでしょうか。

 

事実、Aさんも、興味があるのは地域おこし協力隊やベンチャー企業などで大企業には興味が持てないと言っていました。

 

就活-いっぱつ

どのような環境で何を学ぶかは自分次第

やりたいことが見つからない。
働きたい会社が見つからない。

そんな学生さんもたくさんいらっしゃるでしょう。

私は自分が望む業界も、そうでない業界も、そして大企業も小規模事業所もどちらも経験しているので、それぞれのメリットとデメリットは感じています。
今となってありがたかったな、と感じるのは、大企業に新卒で入社してしっかり研修を受けさせてもらい、社会人のマナーや基礎能力をしっかり身につけさせてもらったことです。
OA機器を扱う会社だったので、文系なのにシスアドを受けさせられたり入社早々くじけることも多かったのですが、日常的にPCを使うことでちょっとしたWEBサイトやチラシデザイン、ネットワークの設定などが自分でできるようになりました。

東京から鹿児島に来たとき、びっくりするくらいアナログの世界でしたが、PCが得意ということでとても重宝されました。

 

今では「パワハラ」「モラハラ」と言われるような多少理不尽なことも全部こなして、自分の力に変えてきました。大企業という組織体には、そこでこそ学べる文化やスキルがあるのだと思います。もちろん、ベンチャーでしか得られない経験も多々あるので、一概に比較はできないですよね。

決して「やりたいこと」ができる環境に就職したわけではないけれど、その場その場で一生懸命やってきたことが役に立って、まわりまわって今は好きなことを仕事にしています。

 

 

というわけで、今日のテーマに戻りましょう。

若者が「働きたい」と思える仕事をつくるのが大人の仕事

社会に出て働くイメージが持てない若者。
1年の猶予を得て、自分を成長させたいと願う若者。

誰が悪いとも何が間違いだとも言いません。

ですが、子どもたちが「はやくオトナになりたい!」とわくわく願い成長していく姿や、若者が「はやく社会に出て働きたい!」とわくわく願い挑戦していく姿があふれるためには、私たちオトナが「魅力的な仕事」「希望のある社会」をつくらなければいけない。

そんな戒めとともに、Aくんの話を聞いた次第でございます。

 

意外とみられている自分の顔・・・
「楽しいから笑うんじゃない、笑うから楽しいんだ」というフレーズもあります。

胸を張って自分の仕事を語れるように、日々精進いたします。

以上、2018年の決意表明でした。

 

今日もお付き合いくださりありがとうございました。

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人材育成コンサルティングファーム ビジョン
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏
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過去の記事一覧

2018年


2018.1.16   若者が「働きたい」と思える仕事をつくるのが大人の仕事

2018.1.09  自分の健やかさは自分で確保するという気持ち


2017年

2017.12.26 人生100年時代の生き方

2017.12.16 信頼に甘えて・・

2017.12.05 「コーチングって何ですか?」に答えました。

2017.11.14  未来への確かな取り組み「健康経営」のご紹介

2017.11.07 雑談力をつくる3つの要素と鍛え方

2017.10.24 経営者にも従業員にも当てはまる「幸福の4つの因子」 

2017.10.17 縁起でもない話はある日突然やってくる ~いまここを生きる勇気

2017.10.10 社長、会社で縁起でもない話されていますか?

2017.10.3 NPO法人くすの木自然館様スタッフ研修で人狼ゲームを活用<研修レポート

2017.9.26  そのお店で実施を確定するか、しないかの判断の瞬間

2017.9.19 子どもの誕生日のように会社の創立記念日を祝おう~マンネリ周年行事をチーム力アップの機会に~

2017.9.12 凝り固まった視点を動かす質問 

2017.9.5 コーチングセッション事例~もう辞めるしかない”から”まだできることがあるに変わった40代営業マン~

2017.8.29 やねだん故郷創生塾ファミリー塾<研修レポート>

2017.8.22 ”忙しい”が口癖のあなたへ。感情と思考のクリアリングで望む成果を手に入れる

2017.8.9  「創業者の思い」の持つパワー

2017.8.1  ちょっと高級なディナー1回の代わりに「コーチ」を選ぶといい理由

2017.7.25   対話する力

2017.7.18   緊急事態には予兆がある。バックアップ体制は万全ですか?

2017.7.11 社長が会社をつぶす時、巣くっている3つの心模様 社員不信

2017.7.4 過去からの学習を超えて未来に学ぶ。-「マンガでやさしくわかるU理論」

2017.6.27  東市来学寮(小学生向け研修レポート)

2017.6.20 NPO法人桜島ミュージアム様スタッフ研修で人狼ゲームを活用。<研修レポート>

2017.6.13 枠との付き合い方があなたの未来を決める時代に突入している

2017.6.6    ゲームでコミュニケーション研修の裏側
~人狼で学べる3つのこと~(後編)

2017.5.23 その全ては誰の何のために?

2017.5.16 ゲームでコミュニケーション研修の裏側
~人狼で学べる3つのこと~(前編)

2017.5.9  感情をぶつけたその先のこと

2017.5.2  取れない疲れは”脳”のせい? 呼吸と姿勢で身体は変わる。 「疲れない脳をつくる生活習慣-働く人のためのマインドフルネス講座」

2017.4.25 全肯定、怖れることなかれ(聴く力育成のポイント)

2017.4.18 ”研修参加者あるある3つのタイプ”からひもとく学習成果の高め方

2017.04.11 工場縮小にある会社の労働組合研修会を実施致しました。<研修レポート>

2017.04.04 BI:sion の新しい切り口- キャリアコンサルティング

2017.02.21 もんじゃ焼きに学ぶ「組織で光る個のちから」のつくり方

2017.02.14 時にはうるさがられようとも経営者以上に、社員を、経営者を信じる

2017.02.07 たこ焼きに学ぶ「強くしなやかな組織」のつくり方

2017.01.31 「本当のこと」を言える組織づくり 

2017.01.24 スポーツトレーナーに学ぶ「自分の限界を超える”あと2回”」の法則

2017.01.17 【THE経営者】あの時、社長は。。。

2017.01.10  投資に学ぶ「人と組織のパフォーマンス」を高める関係性の法則

2016年

2016.12.27  リーダーシップ・相手の可能性を信じる力②

2016.12.20 会社は経営者のようになる。 だから守りたい3つの約束。

2016.12.13 会社は経営者のようになる だから経営者は自分を磨くのだ

2016.12.06 [書籍紹介]ドキドキしながら仕事してる?-「魔法のコンパス・西野亮廣著」

2016.11.22 人が育つと変わるもの

2016.11.15 組織改革のターニングポイント~後編~変わりたい、でも変えられたくはない その葛藤を解きほぐす2つの信頼~

2016.11.08  研修の現場から① 真のリーダーは時間を超えて支える力となる

2016.11.02 組織変革のターニングポイント~中編~ トップの仕事は「その気にさせる」こと。そのために必要な2つの関わりとは?

2016.10.25
 中小企業の経営者がしている周年行事にまつわる3つの勘違い

2016.10.18 組織変革のターニングポイント~前編~「頭はYES、心はNO」が「全身でYES!」に変わるまで

2016.10.11    ビジョンの周年行事がもたらす組織成長の5つの変化

2016.10.04  でも、だって、どうせ…の裏にある願いに気づけば組織は変わる

2016.09.28  心が通い合う周年行事ならビジョン

2016.09.20     BI:sionの生い立ち episode.6 -BI:sionがめざすもの 

2016.09.13    20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ~ステップ5:組織の可能性の開花~

2016.09.06 BI:sionの生い立ち episode.5 -BI:sionに込めた想い

2016.08.23    20人の壁を超えて組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ~ステップ4:仕組み化、財産化~

2016.08.16    BI:sionの生い立ち episode.4 -リーダー育成における「誘える男」という定義

2016.08.09 可能性を信じる力~会社や組織は、トップの器の範囲で成長する~  

2016.08.02    BI:sionの生い立ち episode.3 -講義形式から対話の場づくりへの転換

2016.07.26   20人の壁を超えて組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ~ステップ3:リーダーシップ~

2016.07.19    BI:sionの生い立ち episode.2 -共創ぐるぐる会議の誕生   

2016.07.12    20人の壁を越えて組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ~ステップ2:対話文化~

2016.07.02  BI:sionの生い立ち episode.1 -パートナー閏ひさみとの出逢い

2016.06.28    20人の壁を超えて、ぐんぐん成長する組織に必要な5つのステップ~ステップ1:ビジョン共有~

2016.06.21   BI:sionの生い立ち

2016.06.14   [実践報告] ビジョン式入社式を実行された会社さんから

2016.06.07   職場の空気が軽くなる!生きた朝礼5つのチェックポイント・視点編

2016.06.04  [書籍紹介] 人の成長は視点の在りかで図れる。トップが従業員に伝えづらいニュアンスが言葉になった本。『すべてが見えてくる飛躍の法則・石原明著』

2016.05.31   20人の壁を超えて、ぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ

2016.05.24  職場の空気が軽くなる!生きた朝礼5つのチェックポイント・場づくり編

2016.05.17   従業員数ひとケタのうちに育みたい組織内コミュニケーションの3つの要素・応用編

2016.05.10   従業員数ひとケタのうちに取り組んでおきたい組織運営3つのルール・応用編

2016.05.03   人の成長にも”理論”がある。リーダーのあり方・関わり方の基本書『U理論入門』

2016.04.26  従業員数ひとケタのうちに育みたい組織内コミュニケーションの3つの要素・基礎編

2016.04.19   従業員数ひとケタのうちに取り組んでおきたい組織運営3つのルール・基礎編

2016.04.12   研修はマインドコントロールの場か?

2016.04.05   「いい人に来てほしい。」と願う経営者がやるべき1つのこと。 ~あなたにとって “いい人”の条件は?~後編

2016.03.22    何事も最初が肝心②

2016.03.15   「いい人に来てほしい。」と願う経営者がやるべき1つのこと。 ~あなたにとって “いい人”の条件は?~前編

2016.03.08   何事も最初が肝心!①

2016.03.01   ビジョンが組織を強くする。今こそ「旗」を立てるとき。

2016.02.23   あの時、肩を落とされていた社長へ

2016.02.16   水は自分で飲んでください!

2016.02.09   「お断りします。」②

2016.02.02   思い込みが9割 

2016.01.26   「お断りします。①」

2016.01.19    ビジョンブログでお伝えしたいこと

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人生100年時代の生き方

こんにちは。

キャリアコンサルタント

人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

先日、東京でちょっと変わった移住イベントに参加しました。

タイトルは「人生100年時代の生き方」・・・

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「人生100年時代」と「移住」ってどんな関係があるの?

ビジョンブログのテーマに合ってるの?

 

さまざまな考えがよぎるとは思いますが、少しお付き合いくださいませ。

 

まずはじめに、石川善樹(いしかわよしき)さんという方をご存知でしょうか?

以前、ビジョンブログで著書「疲れない脳をつくる生活習慣」をご紹介させていただいた医学博士の方です。

2017.5.2  取れない疲れは”脳”のせい? 呼吸と姿勢で身体は変わる。 「疲れない脳をつくる生活習慣-働く人のためのマインドフルネス講座」

 

この本は管理職研修などでご紹介しているのですが、なんとご本人にお会いできる!ということで行って参りました。

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人生100年時代の生き方~移住という視点

 

医学博士がなぜ移住イベントのメインスピーカーに?

話を聴くうちに「なるほど」と。

 

まずは「移住」について。
彼自身は奥様と娘さんと一緒に東京に住みながら、京都に「プチ移住」しているそうです。
月に3日ほど知り合いの住職さんの宿坊にお世話になり、関西で仕事をして東京に戻る生活がお気に入りとのこと。

「出張」と言ってしまえばそうかもしれませんが、ビジネスホテルではな、知人の宿坊に寝泊まりし時間を過ごすというところが、その土地の暮らしに触れる「プチ移住」と言えそうです。

 

次に「人生100年時代」について。

戦後は人生50年だった時代から、その後、寿命はどんどん伸びて今や90歳まで生きる人も少なくありません。年金の受給年齢や定年退職もどんどん伸びています。

現代人にとっては、早死にするリスクよりも「長生きするリスク」への備えが必要だと石川さんは言います。おそらく、長生きリスクに対する保険が出てくるだろうと予測されているのもおもしろい観点です。

 

では、人生80年で設計していたライフプランが、人生100年になるとどうなるのでしょうか?

60歳までフルタイムで勤めて、あわよくば70歳くらいまで継続雇用されて、75歳から年金を受給し慎ましやかに暮らす。それでもまだ15年あるということです。

気が遠くなりますね。

昨今では、副業、複業、パラレルキャリアなどと呼ばれる、1つの仕事や職場に縛られない働き方が注目されていますが、まだ実践している人は少数派でしょう。
それが人生100年時代には「あたりまえ」になってくると予想されます。

 

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人生は春夏秋冬である

レヴィンソンという心理学者が、発達段階説のなかで4つの発達段階を人生の四季で例えています。
子どもから成人へ、中年を経て老年期へ、という段階ですが、この例では60歳以降を老年期、つまり人生の冬と位置付けています。

 

え? 60歳で人生の冬?
みなさんもきっと不思議に思われるでしょう。
周りを見ても、60歳は老年と言い難い元気な方がたくさんいらっしゃいます。
私の両親は70歳を超えていて持病もありますが、海外旅行に出かける元気だってあります。

レヴィンソンは1920年生まれですから人生50年時代に生きた人とすれば、今の時代は春夏秋冬のシーズンごとの年数が変わってきています。

 

第1WORK期(夏)と第2WORK期(秋)

 

石川さんは「人生100年時代は、50年で1人生として2回の人生を生きるようなもの」と言います。

25~50歳までが「夏」であり、「第1WORK期」として、家族のために働く(人によって様々ですが)時期。
50~75歳までが「秋」であり、「第2WORK期」として、夏ほどの盛りではないけれど、好きな仕事や専門性を生かして、志をもって自分のために働く時期。

 

人生100年ととらえた時に、「一生の仕事」「終の棲家」と言った言葉はあてはまらなくなるのかもしれませんね。

 

いつでもどこでも何度でも。

仕事も暮らしも選べる。

それが人生100年時代の生き方ではないでしょうか。

 

医学的に見た「人間が長生きする」ということと、「長い人生の中で生き方働き方暮らし方が自由化する」ということから、「移住」という選択肢もありでしょう!ということで今回のイベントでメインスピーカーを務めてらっしゃったわけですね。

ここまできて納得です。

 

私も、いつでもどこでも働ける仕組みづくりの挑戦として2拠点生活を続けていますが、誰のためでもない自分の老後?のためにも、働き方の自由化は進めていきたいなと思います。

 

2017年最後のビジョンブログは「人生100年時代の生き方」について、キャリアコンサルタントの矢野圭夏がお届けしました。

 

年末年始、楽しいことや美味しいものが目白押しですが、身体をいたわりながらお過ごしくださいね。
本年もお世話になりありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。

 

 

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「コーチングって何ですか?」に答えました。

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

先日、ある方(Aさん)からご質問をいただきました。

「僕、コーチングっていまだによく分からないんですよね。どういうものですか?」

ええ、かれこれ5年ほどお付き合いのある方ですけれどもね、年数と理解は比例しないということですね。

こんな質問をいただいた時は「やったー!」と思うようにしていて、「ああ、コーチングね」って言われるよりもずっと嬉しいものです。

 

Do(やり方)ではなくBe(在り方)

「コーチングって何ですか?」

この質問はとても本質的な気がします。

建築士に「家を建てるってどういうことですか?」と聞いたり
ピアニストに「ピアニストってどういう仕事ですか?」と聞くことと等しいからです。

コーチという仕事が分かりづらさを生んでいるとすれば、それは、目に見えるものを扱っていないからでしょう。

建築士であれば、設計図や実際の建築といった形で、仕事に対する思いや成果があらわされます。
ピアニストであれば、ピアノという楽器を使い音を奏でることで表現します。

コーチは、自分の言葉を使い、相手の感情や言葉や行動に対して働きかけるので、その瞬間は何らかの「形」が感じられたとしても、実質的には形として残りません。
そしてコーチングの手法は人によってさまざまです。
私が思う、「Do(やり方)ではなくBe(在り方)」の所以はそこにあります。

私はファシリテーターとしての仕事も多いのですが、ファシリテーションもまた同じく、説明しづらいものだと感じています。
円滑なファシリテーションのための手法はありますが、それは単なる道具であって、コーチングと同じように「Do(やり方)ではなくBe(在り方)」が問われる仕事だからです。

 

話を戻しますが、Aさんの質問に対し、まずはお決まりの説明をしてみました。

「コーチというのは、目的地に連れていく馬車という意味があって、クライアントが望む成果まで伴走するのがコーチです。」

はい、Aさんはポカンとしています。

「こうすればいいですよ、ってアドバイスするんですか?」

アドバイスはしないです。基本的に。ご本人が望めばすることもありますが。

これじゃあいけないぞ、と私は気を引きしめて次の言葉を準備します。

 

「例えば、Aさんの前に2つの道があって、分かれ道にいるとします。
右と左。どちらも選べない時ってありますよね。」

Aさん「はい、ありますあります。」

「そんな時、仮に右に行ってみたらどうなるでしょう?その未来が少しでも分かれば、道を選ぶ情報を得られますよね?」

Aさん「そうですね。」

「では左に行ってみたらどうでしょう? 右を選んだ場合と左を選んだ場合の2つを比べれば自分で道を選べますよね?」

Aさん「選べますね!」

「こんな風に、ご自身が決断や判断、行動ができるための質問や情報提供をします。」

というわけで、ひとつのコーチング事例をお話ししました。
これがすべてではないですし、どちらかといえばDoの説明の一例ですが、まったくご存知ない方にとってはコーチングとは何かが分かっていただけると思います。

 

スポンサーシップ

「Be」の部分で言うと、コーチングもファシリテーションも、スポンサーシップがすべて。

スポンサーシップとは、その人のかけがえのない存在を応援することであり、可能性をひらく関わりです。

何か具体的な行動でなくても、ただ見守ることもスポンサーシップであって、友情関係もスポンサーシップだと言えるでしょう。

コーチとしてはクライアントをただ見守るだけでは仕事にならないので、Doの部分でサポートするために質問だったり、行動の提案だったりもします。

コーチは、クライアントにとってリーダーシップではありません。
むしろ、クライアントの中のリーダーシップを育てるのがコーチと言えるでしょう。

 

そういえば、数年前の私は「着火ウーマン」と名乗っていました。

私と話していると、なぜかやる気が出て頑張れる気がする人が続出することを受けて、上村ひさみが「着火ウーマン」と名付けてくれました。

コーチングを初めて間もない頃でしたし、ただの世間話レベルの会話でしたが、何か、相手の心の炎を燃え上がらせる関わりをしていたということでしょうか。

 

今は当時ほどアツアツであからさまな着火はしませんが、じんわりと火が灯って明日への原動力が生まれるようなセッションなら得意です。

 

「コーチングって何ですか?」

ご興味をもってくださったなら、一度ご体験ください。

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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雑談力をつくる3つの要素と鍛え方

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

唐突に「雑談力」のお話。

先日、閏ひさみ改め上村ひさみとの打合せで、雑談力というキーワードが出てきました。
ナンパは最大のコミュニケーションスキルだ、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
雑談力もかなり強力なコミュニケーションスキルなのではないかと思います。

 

では雑談力とは何をさすのでしょう?

いくつか書籍も出ているのでその定義はさまざまでしょうが、私たちBI:sionはこのような要素があるのではないかと仮定しました。

1.話しやすい雰囲気と印象力
2.状況を読み取る観察力
3.話を切り出す特攻力

 

わたくし矢野圭夏と上村ひさみは、よく道を尋ねられるのですが、きっとこれも先に挙げた要素と共通しているのではないかと思います。

 

実体験として、私は温泉で知らない人と話がはずんで、湯船から出る機会を逸してのぼせてしまうことがよくあります。

第一声は「気持ちがいいですね~」とか「よく来られるんですか?」とかいう言葉です。
だいたい私から話しかけるのですが、ほとんどの方とそのまま会話が続きます。
裸ですよ裸。見知らぬ人。
温泉で無防備にリラックスしているからでしょうか。
いつにも増してオープンマインドのようです。

BI:sion

 

それはさて置き、3つの要素を詳しく見てみましょう。

1.話しやすい雰囲気と印象力

コミュニケーション研修でも表情の練習をしますが、「真顔」がどれだけ怖いか・・・
「話しやすい」とは相手から見るとつまり「声をかけやすい」ということ。
どれだけウェルカム感を持ち合わせているかは、表情や態度に自然と現れます。
一例ですが、「腕を組む」「足を組む」などは、相手とのコミュニケーションを遮断している心の現れだと言われます。

「目は口ほどにものを言う」という諺がありますが、目の表情や視線も重要な役割をはたしています。
目を閉じていれば相手は声をかけづらいでしょう。

冷戦のような関係性では雑談力は生まれにくいですよね。
ふたりの間、または複数人いるのであればその空間の雰囲気が、雑談を生むかどうか(コミュニケーションが生まれるかどうか)を決めるかもしれません。

 

2.状況を読み取る観察力

雑談とはいえ、その場や状況にまったく関係ない話を急に持ち出すわけではありません。
その場で見えるものや、お互いの共通点になりそうな話題を選んで話を切り出すのですが、そのためにも相手や周囲の状況をよく観る必要があります。

「観る」と書きましたが、五感をフル活用した観察力です。
温泉であれば体感覚ですし、露天風呂で聞こえる鳥のさえずりは聴覚、お店の行列に並んで待っている間に隣の人と会話が始まるとすれば、「ここの○○おいしいって評判なんですよね」は味覚に関わります。

 

3.話を切り出す特攻力

雰囲気もOK、観察もOK、となれば最後は「自分から言葉を紡ぐ」こと。

例えば、会議で沈黙が続いた時に「えー、あの・・・」と切り出す人がいると思います。まさにその「特攻力」であり、ゼロからイチを生む力です。
そこには、「相手の可能性を信じる力」も含まれています。
このボールを投げると相手は受け取ってくれるな、という多少なりともの願いがあり、話を切り出すわけですね。「気持ちがいいですね~」なんていう他愛もない話を。

 

雑談力を鍛えよう!というと何か雑学を仕入れないといけないのではとプレッシャーに感じる方もいらっしゃるかもしれません。
話題づくりのためにはそれも1つの方法と言えるでしょう。

 

ですが、大切なのは、その場、そこにいる相手との間に「コミュニケーション」が生まれること。
ベースにあるのは「好奇心」「相手への関心」です。
ご紹介した3つの要素は私たちがすでに持っているもので、特に新しい知識や情報を仕入れる必要はありません。

 

いつもより少し「やわらかい表情」で、いつもより少し「周りをよく観察」して、いつもより明るめの声で「こんにちは」と言葉を紡ぐ。

 

そうは言ってもどうすれば。。。

実は雑談力を身に付けられる場面があるんです。

「人狼ゲーム」

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会話型心理ゲームと評されるパーティゲーム。
これがなんと!先ほど挙げた3つがもれなく実践できるコミュニケーションのお稽古場なのです。

・話しやすい雰囲気と印象力
・状況を読み取る観察力
・話を切り出す特攻力

 

加えて、「相手の話を引き出す」という技術も得られます。

ゲームでコミュニケーションのお稽古ができる?

その真相はこちらをどうぞ。
<研修レポート>NPO法人くすの木自然館様スタッフ研修で人狼ゲームを活用。(10月3日付ブログ)

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「雑談力」の捉え方は人それぞれです。
コミュニケーションのきっかけづくりの1つとして、あなたの日常に加えてみませんか?

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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縁起でもない話はある日突然やってくる ~いまここを生きる勇気

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

10月10日付ブログ「社長、会社で縁起でもない話されていますか?」

お読みいただけましたでしょうか?

今日は縁起でもない話の続き?をお届けしますので、
まだの方はぜひ先に目を通していただいてから、こちらに戻ってきてくださいね。

 

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10月17日。
一生忘れられないような出来事が起こりました。

BI:sionブログで書くべき内容か迷いましたが、伝えたいメッセージは変わらないので書くことにします。

 

友人の命の灯が消えました。
NLPの学びの仲間で同い年、毎年の誕生日会で年に1度の近況報告を楽しみにしていた友人です。
心筋梗塞とのことですが、あまりに突然のことで信じられませんでした。

「人は何のために生きるのか?」という問いに
「死ぬために生きる」と答える方もいるそうです。

いつ来るかわからないその時のために、今を精いっぱい生きる。

きっとみなさんそのような思いで、日々それぞれの現場でご尽力されていることでしょう。

私も頭では分かっていました。
でもどこか「いつか」「ずっと先」だと思っていました。
それが大好きな友人の死によって、ぐっと身近に感じさせられることとなったのです。

 

以前、パソコンのご臨終について書いたことがあります。

緊急事態には予兆がある。バックアップ体制は万全ですか?(7月18日付)

この中で、辞めたいと言い出した社員が見せる予兆があったのではないかということを「人間の緊急事態にも予兆はある」と書きました。

 

2年ほど前でしょうか。

私の個人ブログがしばらく更新されていないのを見て、友人が「元気にしてる?」と連絡をくれました。
そういった「見守りメイト」のようなネットワークを日常のなかに持っておくことも、自分の生命を守る手段と言えるでしょう。

 

「いつか必ずおとずれる死」と「いまを生きる勇気」

自分の身に何か起こった時に周りを悲しませないように、悔いが残らないように、いまを生きる。
そのためにも、気がかりはすぐに解消していくことですね。

 

偶然にも、2週続けて「縁起でもない話」となりました。
情緒的なブログになったことをお許しください。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

人間関係のこじれ、もつれをエネルギーに変える
「関係コンディショニング」で本領発揮に火をつけます。

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心身ともに健やかに「いまここ」を感じ、未来のビジョンを描く
リトリートを鹿児島でご一緒しませんか?
経営者向けリトリートプログラム「ビジョンエクスプローラー」

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NPO法人くすの木自然館様スタッフ研修で人狼ゲームを活用。<研修レポート>

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

なんと、人狼ゲームを活用した研修が連続講座になりました。
「人狼ゲームから学ぶ地域ガイド・コーディネーターのためのコミュニケーション研修」
これは、ガイド業や地域のボランティアをされている方、地域おこし協力隊などまちづくり分野の方を対象に、必要なスキルをゲームを通じて実践していただくものです。

 

「なんで人狼ゲーム?」と疑問に思われる方もいらっしゃいますよね。
こちらを先にご覧いただくとご理解いただけると思います。

人狼ゲームで学べる3つのこと。
1.「観る」「聴く」「話す」といったコミュニケーションの基本スキル
2.他者視点から気づかされる自分の特徴や癖
3.チームを勝利に導くための交渉や戦略などの目標達成スキル

詳しくはこちら
ゲームでコミュニケーション研修の裏側~「人狼」で学べる3つのこと(前編)
ゲームでコミュニケーション研修の裏側~「人狼」で学べる3つのこと(後編)

 

では研修レポートです。

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<ご依頼の背景 ※書ける範囲です。>
重富海岸の自然保護、姶良市における環境保護の活動に尽力されているくすの木自然館では、県内、県外問わず、いろんなお客様が来られる。
ガイドの役割は、観光資源や歴史的背景などの専門知識を身に付けて分かりやすく伝えることはもちろん、「来てよかった」「また来たい」「重富海岸や錦江湾を大切にしたい」と思っていただける心の通ったコミュニケーションが求められる。
スタッフが楽しみながらスキルアップできる素材として人狼ゲームを選定。3回の連続講座にすることで、研修での学びと日々の実践ができてより効果的との考えがあった。

 

<研修の対象者>
NPO法人のスタッフ4名

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<お困りの点>
スタッフ間や組織内のコミュニケーションは良好だが、「仲が良い」ことと「コミュニケーションの質が高く、意思疎通ができている」こととは別ではないかと思っている。
慣れ合いではなく相手のために率直に伝えあうことも大切で、今回の研修の場がそのきっかけになればとの思いがあった。

 

<研修がうまく作用したとき、どんな状態が好ましいと考えているか>
異なる価値観や個性に対する理解が深まり、チーム内のコミュニケーションが良好になること。
チームとしての目的・目標が明確になり、一丸となって組織運営ができること。

 

<研修時間>
3時間。

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<アウトカム・研修成果として目指すところ>
自分のコミュニケーションの癖やパターンに気づく。言語、非言語の2種類のコミュニケーションに対して意識を向ける。
他者に対する観察力や配慮、どんな個性や価値観があるかに気づく。
ゲームを通じて得た学びを日常(仕事)でどのように活かすかを考えて実践する。

 

<アウトカムの背景>
コミュニケーションのとりづらさや誤解を生む要因のひとつに「表情」がある。自分で見えないからこそ、ゲームという「お稽古場」を通じて相手からどう見えているかを知ることが重要だと考えた。
仕事内容からすると「伝える」ことを重視しがちだが、「伝える」ためには相手が何を知りたいと思っているかのニーズを受けとることが先である。人により得意なことも興味分野もさまざまなので、観察力は重要なコミュニケーションスキルである。
3カ月に1回の連続講座にすることで、学びを実践することができる。研修後のフィードバックを元に、個人単位や組織全体で、課題に取り組んでいただきたいと考えた。

 

<研修スタイル>
人狼ゲームを体験後にオリジナルの「振り返りシート」を使い、ゲーム中の自分のコミュニケーションを振り返る。チームメンバーのコミュニケーションについても観察し、フィードバックする。
終了後に、このメンバーで人狼ゲームに取り組んでみて気づいた「良かった点」「取り組みたい点」をシェアして、研修の成果および今後の課題を全員で確認する。

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<研修後のご感想‐スタッフ>
「意見や思いを簡潔にすることで、相手にスムーズに伝わるのではないかと思う。今度はもっと観察力養いたい」(30代女性)

「相手の気持ちを汲み取ることや、発言の意味(意図)を考えることなど、日常で活かしていきたい」(30代男性)

 

<研修後のご感想‐専務理事 浜本麦さん>
とある機会に人狼ゲームを体験して、「これはおもしろい!」と思いました。コミュニケーションの本質が見えるため、ぜひ社内でやりたいと思って即断しました。
スタッフがどのような反応を見せるか不安もありましたが、とても楽しく有意義な時間でした。今まで彼らの見えていなかったところが、良くも悪くも見える実践的な研修で、自分がその場に参加することで自分自身の問題もよく見えました。
今回は全3回の初回でしたが、残り2回が終わった時に自分たちがどれくらい成長できているか楽しみです。

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<実施後の講師所感>
今回は雨上がりので青空が見えてとても気持ちのいいお天気だったので、机と椅子を外に出して重富海岸で野外研修を行いました。
これは現地に行ってからご提案したことでしたが、スタッフの皆様がすんなりと意図を汲み取ってくださり、手際よく設営をしてくださいました。
そういった点からも、開始前からすでに皆様のポテンシャルを感じる研修でした。

そもそものコミュニケーション力が高くスタッフ間の仲も良いため、アイスブレイクで大盛り上がりしゲームの理解も早かったです。
その仲の良さが影響して「先入観」で判断ミスをしてしまう場面が多々ありました。また自分に注目が集まると言葉を尽くして弁明をしようとして慌ててしまうのですが、思わぬ事態が起きたときこそ「冷静さが相手の信頼につながる」ことを感じたスタッフもいらっしゃいました。
ゲームを通じたお稽古場で、自分や他者のコミュニケーションの癖に気づき、チーム・組織として取り組むことを再認識していただけた3時間でした。

 

以上、研修レポートでした。

姶良市にある重富海岸は、くすの木自然館さんが、豊かな自然を守りたいという熱い思いで活動を続けてらっしゃるところです。
鳥の声、波の音、風の音、砂の感触。
桜島の眺めもばっちり。
私も大好きな場所です。

空港から市内へ向かう途中に立ち寄ることができますので、鹿児島へお越しの際はぜひ足を運んでくださいね。

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「人狼ゲームから学ぶ地域ガイド・コーディネーターのためのコミュニケーション研修」は全3回の連続講座です。
第2回は12月5日(火)15:00~18:00で、一般の方もご受講いただけます。
お問い合わせは下記まで!

NPO法人くすの木自然館  担当:浜本 麦(はまもと ばく)
会場:重富海岸自然ふれあい館(鹿児島県姶良市平松7703番地)
TEL:0995-67-6042 http://kusunokishizenkan.com/
方法:お電話またはホームページにて(お名前・お電話番号・メールアドレス)

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日常や仕事などの物事にゲーム性を取り入れることを「ゲーミフィケーション」と言います。
全国的にはなじみのある言葉ですが、鹿児島ではまだ少ない手法です。

いくら正しいことを言っても、楽しくなければ身につかない!

最高に楽しくて最先端の学び方、ゲームを使ったコミュニケーション研修なら、ゲームマスターの矢野圭夏にお任せください。

 

今日もお付き合いくださりありがとうございました。

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人材育成コンサルティングファーム ビジョン

キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

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子どもの誕生日のように、会社の創立記念日を祝おう ~マンネリ周年行事をチーム力アップの機会に~

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

本日9月19日は、閏ひさみ改め上村ひさみの会社、オフィス・イエローシードの創立記念日。

\おめでとうございます/

 

私たちBI:sionは、それぞれ自分の事業体を持っていて、案件によって1人だったり2人だったり最善の体制でお客様をサポートさせていただいています。
私の屋号であるManableGateの創立記念日は9月6日なので、2人?とも9月生まれということですね!

 

さて、今日のタイトル「子どもの誕生日のように、創立記念日を祝おう」ですが、きっと誰しも「記念日」は嬉しいもので、生涯大切にしたい記憶でしょう。

 

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誕生の奇跡

人がこの世に生まれることも、会社がこの世に生まれることも、等しく「誕生の奇跡」。

 

創業したばかりで従業員も少ないし祝うこともないよ、と照れてしまう創業者もいるかもしれません。

何十年も続く企業で創業者も代替わりをしていると、創業当時の想いを分かち合うメンバーも少ないかもしれません。

 

もし形式だけの「周年行事」で満足しているなら、それは間違いです。

なぜなら、普段言えない「ありがとう」を伝えるチャンスだから。

 

長年付き添った夫婦が、結婚記念日に思い出のレストランで食事をしたり、感謝の気持ちを伝え合ったりするように。
1日1日の積み重ね、365日の苦楽を共にするパートナーへのねぎらいは、心温まるものです。

 

会社というひとつの生命体が誕生するにはエネルギーがいります。
ですが創業の苦労話を喜んでする経営者もいないでしょう。

「記念日」だからできること。

胸に秘めた気持ちを伝えあう。
今ここに共にいることを確認しあう。
これから積み重ねていく未来を語りあう。

 

普段言えない「これからもよろしくね」を伝えるチャンスなのです。

 

外部人材だからできること

周年行事を活用したビジョン共有プログラムでは、まず経営者様のヒアリングからはじまりオーダーメイドのプログラムをご提案します。
社内人材ではない外の視点が加わることで、周年行事の意義を考えたり、自分たちの仕事の価値に気づいたりすることができます。

 

周年行事の見た目は記念式典ですが、対話を中心にしたワークショップ形式で、ただ座っているだけではありません!とにかく身体も頭も動かしていただきます。

 

もちろん当日までのプロセスも大事にしています。
プログラムづくりに関わる社内人材の育成も同時進行でおこないますので、担当者にとって企画力や交渉力、ファシリテーション力などを実践的に身に付ける機会としてもご活用いただけます。

 

どんな様子?とご興味を持ってくださった方はこちらをどうぞ。
周年行事プログラムをご活用くださった企業様の事例をご紹介しています。
https://bision.jp/solution/anniversary/

 

「ありがとう。これからもどうぞよろしく。」の気持ちを楽しみながら伝えたい。

その機会を私たちにプロデュースさせてください。

 

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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人間関係のこじれ、もつれをエネルギーに変える
「関係コンディショニング」で本領発揮に火をつけます。

■あわせて読みたい!周年行事にまつわるコラムはこちら

「創業者の思い」の持つパワー (2017年8月9日掲載)

[実践報告] ビジョン式入社式を実行された会社さんから (2016年6月14日掲載)

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コーチングセッション事例 ~”もう辞めるしかない”から”まだできることがある”に変わった40代営業マン~

 

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

すっかり涼しくなりましたね。新しい習慣をはじめる良いタイミングです。

 

前回は大宰府リトリートについてお伝えしました。
いつもと違う場所に身を置き自分と向き合うことで、思考がクリアになり創造の力が沸いてくる体験でした。

まだの方はこちら。
”忙しい”が口癖のあなたへ。感情と思考のクリアリングで望む成果を手に入れる。

 

 

今回はクライアント様のコーチング事例をご紹介します。

「コーチってどう使っていいかわからない」
「何を相談すればいいの?」
「どんなことをサポートしてくれるの?」

そんな疑問のお答えになれば幸いです。

 

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Aさん(40代男性、商社勤務の営業職で勤続20年)

<ご相談の経緯>
4月から新しい部署へ異動になり、自社の主力となる新製品の拡販を担当している。過去にも営業経験はあるが、販売チャネルや商品が異なることで売り方も異なり苦戦している。
部署の中では勤続年数が長いほうで、若手はそれなりに頑張って営業しているのを見て、自分もなんとか頑張らなければと思う一方で、体力的にも限界があり、心身ともに疲労困憊して仕事に身が入らず苦しい。頭で分かっていても身体が動かない。
上司との面談を控えているが、このままだと弱音や愚痴を吐くなどして関係が悪化する恐れがあるため、なんとかして今のネガティブな感情や状況を整理して、自分の仕事やこれからのことを冷静に考えたい。

 

<コーチング、コンサルティングのポイント>
まずは勤続20年という点をねぎらい、蓄積してきた経験や成果に自信を感じていただく。
今のAさんは日々の疲れからとても視野が狭くなっていると考えられるため、いろんな視点から客観的に状況を眺めてみることを提案。
例えば、新製品について営業の立場では「売りづらい」と感じるとしても、開発者や販売を決める部署においては、「これはいい商品だ」「こんな人の役に立ってくれるはず」という思いがこもった商品であるに違いない。そうすれば、開発者の視点でこの商品の良さや活用される場面を見てみると、営業の立場では見えないことが見えてくるのではないか。
また、上司の立場になってみて、今の自分がどのように映っているのか、周りから見た時の自分の様子(言葉や行動、表情、仕事への取組みなど)はどのように見えるのか、を考えるのも効果的である。

 

<クライアントの気づきと取り組み>
上記の提案を受けて、Aさんは今の自分が周りからどのように見えているか、上司が自分に期待していることは何なのか、を冷静に考えて何をどうすればいいか自分の行動が見えてきたようす。
また新製品の売り方に関しても、開発者の視点や過去に経験した部署でのノウハウを元に自分なりの方法を考えて上司に提案し、「それやってみようよ」という前向きな面談の場になったとのこと。
「もう辞めるしかない」という気持ちに支配されていたAさんが、「まだできることがある」という気持ちになり、以前よりは楽な気持ちで仕事に取り組めているとの報告。

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いかがでしたでしょうか。

Aさんのように「頭で分かっていても身体が動かない」「なかなか行動が伴わない」ということは私たちにもあることです。
今回のコーチングセッションでは、「ままならない気持ち」の面と、「営業活動をうまくやる」行動の面の2つの側面からアプローチしました。

悩み、不安などに襲われているとき、人は視野が狭くなります。これしかない、と絶望に陥ります。そこで、視点を変えたり視野を広げたり選択肢を増やしたりすることで、相手が「まだやれることがある」と気づきます。

今回のセッションはそういったケースの代表例とも言えます。

 

コーチングというと、経営者の方や、何か特別な仕事をしている方のサポートのように思われることもありますが、こういった会社員の方からのご相談も多いです。
コーチとして、キャリアコンサルタントとして、ひとりの人間として、あなたの人生の一助になれれば幸いです。

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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”忙しい”が口癖のあなたへ。感情と思考のクリアリングで望む成果を手に入れる。

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

夏も終わりに近づきましたね。立秋を過ぎてから風が変わったのを感じます。
いかがお過ごしでしょうか。

 

前回は、人間にも「OSのバージョンアップ」が必要であるとお伝えしました。めまぐるしい変化の時代に、いつまでも古い価値観ではいられません。そのためにも、コーチを活用していただきたいのです。
さて今日は「忙しい」が口癖のあなたへ、ひとつの体験談をお伝えします。
ストレス発散やリフレッシュの方法、エネルギーチャージの手段は人それぞれですが、情報や時間に追われる現代人こそ、積極的休息をとって自己調律する力が必要ですね。

 

先日、仕事と休暇を兼ねて福岡に行きました。
福岡は何度も訪れていますがしっかりと観光する機会は意外と少なく、今回は友人の住む大宰府をめぐれるのを楽しみにしていました。

 

過去と現在をつなぐ土地のパワー

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当日は曇り空。
まずはじめに向かった太宰府政庁跡は、小雨でしっとりとした木々の緑が濃淡のグラデーションをつくっていて、とても綺麗で静かな場所でした。
大宰府政庁は7世紀後半、奈良・平安時代を通して九州を治めた防衛拠点で、平城京、平安京に次ぐ、外国との交渉の窓口となった役所(大宰府)の跡。

しばしその中心に立ち、土地の空気を感じます。
その時代に生きた人々が何を見て何を感じて何を考えていたのか。

歴史や古典の授業で一度は耳にしたことのある歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)や大伴旅人(おおとものたびと)もゆかりのある大宰府。
とても豊かな時代だったのだなと1300年前に思いを馳せて、また現代の私に戻ります。

 

煩悩と「恐れ」の正体

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続いては観世音寺。
天智天皇が母君斉明天皇の冥福を祈るために発願されたもので、天平18年(746年)に完成し九州の寺院の中心的存在です。日本最古の梵鐘や宝蔵は必見。
宝蔵には平安時代から鎌倉時代にかけての仏像16体をはじめ、全て重要文化財の品々が収容されており、特に5m前後の観音像には圧倒されます。

ここで思いがけぬ出来事を体験しました。
一体の仏像の前で「怖い」という感情が溢れてきたのです。宝蔵の中心に憤怒の表情で立つ5mほどの仏像「馬頭観音菩薩」が怖くてしょうがなかったのです。
私はその時なにか深刻な悩みごとを抱えていたわけでもなく、仕事のことを考えていたわけでもないのですが、なぜか馬頭観音菩薩への恐れの感情に支配され、コーチ仲間の友人がその場で恐れの正体を紐解いてクリアにするセッションをしてくれました。

 

「恐れ」の正体は、これまでの交友関係への罪悪感。
感情をたどっていくと、思いあたることがありました。
環境が変わり取り巻く人も変わり、自分も変わっていく。その中で周囲に不義理をしているのではないかという懸念がありました。馬頭観音菩薩が見せる憤怒の表情は、私を責めている表情に見えたのです。

恐れや罪悪感の裏にある真の願いは、「つながっていたい」「わかりあいたい」

不義理な過去があったとしても、今から、これからの自分の行動で示していけばいい。
そんなメッセージを受け取りました。
セッションのあと見上げた仏像はとても穏やかな表情で、はじめに感じた怖さはすっかり消えていました。

馬頭観音は頭上に馬頭をいただくスタイルの観音菩薩で、馬はヒンズー教の神様に由来します。ヒンズー教の神様の一つと仏教の観音菩薩が融合した結果生み出された仏様で、馬が草を食べるように煩悩を食い尽くすという意味合いがあるそうです。
私の中の煩悩が食べ尽くされたということでしょうか。

 

▼撮影禁止のためパンフレットより、中央の仏像が馬頭観音菩薩立像。

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いつもと違う場所に身を置き自分と向き合うことで、思考がクリアになり創造の力が沸いてくる体験でした。このようなプログラムを「リトリート」と言ったりします。
ご存知の方も初めて聞いたという方もいらっしゃるでしょうが、「仕事や家庭生活等の日常生活から一旦切離し、自分と向き合う時間や新しい体験を新しい場所でする事で思考の転換を行う」という意味合いで使われています。

 

私たちビジョンは、ビジョンエクスプローラーというプログラムを通して、「忙しい」が口癖の経営者様のクリアリングとビジョンメイキングをサポートしています。
ぜひ一度お試しください。

 

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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