感情をぶつけたその先のこと

皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?
人材育成コンサルティングファーム ビジョンの
コミュニケーション能力開発トレーナー 閏です。

ゴールデンウィークが明け、日常が始まり
様々な思いで会社に向かわれている方も多いと思います。

今日は、来月から感情コントロールトレーニングに
取り組まれる社員の方と打ち合わせでした。

最近感じている人材育成の限界と可能性の話と共に
今日はお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

感情をぶつけたその先に引き起こっていること。

今年に入り、心がヘトヘトの状態に陥っている方から、話を聴いてほしいとご連絡が来て、お話を聴くケースが重なっておりました。

それらのケースに共通していることが一つありました。

それは、逃げも隠れもできない仕事の場面で、仕事相手の感情に任せた罵声・暴言を何度となく浴びせられていること。厳密に言うと このように本人が認識するような場面を何度も経験しているということ。

それが引き起こるきっかけも共通していて、仕事上のトラブルで自分側に非があること。そのことにより、より逃げも隠れもできないという心理的な負担が大きくのしかかっています。

「針のムシロです。」 という表現もよく用いられます。

感情をぶつけたその先に、非がある側の相手がこれだけダメージをこうむるのは当然の報いなのでしょうか?

 

そして、正義感という暴力

先日、「もうこれからは正義感の強い人とは組んで仕事をしません。」とおっしゃった方の話を聴きました。

さもありなんと思いました。

正義感の強い人、頼もしそうな感じがしますよね。でも、自分の正義に相手の振る舞いが合致している時はいいのですが、合致していないとき、相手を自分の正義の善悪で裁きます。捌きますと書いてもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

正義か悪かの二元論で生きている方は、二元論を超えた世界を生きている人の見え感じている”組み合わせの可能性”を共有することができません。正義ファーストという姿勢を変えることの無きまま、どんなに対話を重ねても、議論は平行線にしかなりません。そして、相手がグロッキー状態になるまで、正義感で裁きます。

正義の名の下であれば、そういう振る舞いが最善なのでしょうか?

研修実施の有用性の鍵

だから、あなたたちみたいな仕事があるのでしょう、という声が聞こえてきました。(笑)

では、感情をぶつけたり、正義感で凝り固まった振る舞いが目に余る人に
は、感情コントロールトレーニングや、コミュニケーション研修をセッティングして受講させればいいのでしょうか?

全く可能性がないわけではありませんが、ほとんどの場合、空振りに終わります。ビフォーとアフターでそう大きな差はないものと思います。冒頭に今日は感情コントロール・トレーニングの打ち合わせだったと書きましたが、このトレーニングは、ビフォーアフターで大きな違いが生まれると確信しております。

この差は何かというと、受動的か自発的か、受けさせられるものか、受けたいと欲しているものかの違いが生みます。人という生き物は、好ましい気持ちのあるものしか取り入れない性質を持った生き物です。

講師は、受けさせられる気持ちで来た方こそ、本当はとても必要な学びだと知っているので、なるだけこの機会がその方の未来に役立つように、気持ちを自発的よりに持って行ってもらえるようにベストは尽くします。がしかし、ここは人間ひとりひとりが平等に持っている自由意志の範疇なので、誰もそれをさせることは出来ないものなのです。

今日、打ち合わせした感情コントロールトレーニングは、対象者が、ご自身でも感情に飲み込まれて周囲の人とうまくやれない時があり困っていて、ご希望されていた故、もうこのトレーニングのよき成果は約束されたも同然なのです。

 

 

 

 

 

人材育成の限界と可能性。思わないと始まらない。

ここまでお読み頂き、どんなことをお思いでしょうか?

私は、相手への愛からつい感情的になってしまったことは、相手も受け止められると思うのです。ですが、自分の中の不足を満たすために(ex.自分の中の正義感が埋まらない状態で事が進むことが面白くないという理由など)、浴びせかけた”正論”は決して受け止めれることはないし、相手の生産性を落とすことはあっても上げることはありません。

最近、学んでいる健康経営の中で、プレゼンティームという言葉を知りました。会社に来ているのに、身体や精神の健康状態が悪いために生産性が高くない人のことです。

こんな風に生産性が落ちた人を自分の振る舞いにより、副産物的に排出しているとしたら・・・ それは、ご自身の作り上げたい世界なのでしょうか?

人材育成の限界は、相手の健康状態に悪い影響を自分が与えている部分がないだろうか?と思わない限りその人は成長の機会はないということ。

人材育成の可能性は、それを思い、避けられるように、自分を変えると思う意思の力を誰でも持っているということ。さらに、周囲と成果を分かち合うことは質の良い喜びをもたらすと全ての人間が根源的に知って、欲する生き物だということ。

自分の感情的な振る舞いが及ぼす影響は、あなたが思っている以上に広範囲に、そして深いものです。この記事をここまで読んだ人は、ぜひ、フラットな客観的な目線でご自身の日々の振る舞い、相手に届けている言葉、表情などを見直してみてください。

そして、感情コントロールトレーニングが必要だなと思う状態だったら、ご遠慮なくお問合せください。自分の存在価値を高めるために、是非、ざっくばらんに打ち合わせをいたしましょう。

そう、あなたが思う所から変化は始まるのです。

それでは、今日もグッジョブな一日を♪

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12107249_952037781521979_6970941695948721633_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナー
閏 ひさみ

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連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」

ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花

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連載「BI:sionの生い立ち」

■episode.1 パートナー閏ひさみとの出逢い
■episode.2 共創ぐるぐる会議の誕生
■episode.3 講義形式から対話の場づくりへ
■episode.4 リーダー育成における「誘える男」という定義
■episode.5 BI:sionに込めた想い
■episode.6 BI:sion が目指すもの

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