こんにちは。
関係コンディショニングコーチの矢野圭夏です。
3月1日。
個人的に慌ただしい2月でしたが
三寒四温を経て桜の季節に向かいますね。
第1、3火曜日は矢野ブログです。
タイトルはずばり「ビジョンが組織を強くする」。
私たちのチーム名であるBI:sion(ビジョン)にも、
共通の想いが込められています。
先日受けたセミナー
「超保育士不足の一手!“仕事”から“志事”へ
ビジョンを実現する人事評価制度作成のポイント」
こちらで得たヒントも交えてブログをお届けします。
長く、医療介護業界の人材育成をしておりまして
相談に伺うとどの施設さまも「人手不足」とおっしゃいます。
お話を聞いていくと、実は経営者の方よりも
現場で働く方の「人手不足」感が強いことが分かります。
現場からの「人を入れてください」という要望と
経営者の「今いる人でうまくやってほしい」という本心。
ここにコミュニケーションのねじれが生じ
当事者間では乗り越えられない状況になって
私たちにご相談があがってくるのです。
「人手不足です」
「じゃあ採用しましょう」
資金が潤沢なら採用もいいですが
これでは、採用コストや人件費がかかり
教育にも時間がかかりますよね。
現場で何が起きているのか?
今のスタッフが訴えてくる真意は?
「人手不足」の問題は「人手不足」ではない。(かもしれない)
そのことに気づく経営者と気づかない経営者では
組織の成長に大きな差があると感じています。
セミナータイトルにある “仕事”から“志事”へ。
スタッフの仕事が単純作業になり、「やらされている」感があれば
「こんなにやっても報われない」と、口をとがらすでしょう。
ビジョンを示すことは経営の旗を立てること。
「何のために」
「何を目指して」
あなたがしっかり旗を立て社内で共有されていれば
多少、苦しい場面があっても
「今は大変だけど、あの先まで頑張ろう」
と励まし合い、取り組んでくれるはずです。
私の過去の失敗談ですが
自分の思い込みで立てた旗には、誰もついてきてくれません。
現場スタッフの想い
「あんな風になりたい」「こんな仕事がしたい」
その夢を乗せた船(会社)として「旗」を立てるのです。
スタッフがその船に乗り、どんな航路を描いているのか。
ビジョンを実現するために
「あなたのことをちゃんと見ていますよ」
そんな”ねぎらいう気持ち”の表れが、人事評価制度でもあります。
というわけで少し長くなりましたが
私たちBI:sionの由来でもあるテーマでお届けいたしました。
最後までお読みくださりありがとうございました。
人材育成コンサルティングファーム ビジョン
関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏 HP:https://manablegate.com
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