by

「創業者の思い」の持つパワー

こんばんは。
人材育成コンサルティングファーム・ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナーの閏ひさみです。

今夜は、鹿児島県工業倶楽部の分科会である
「八日会」にゲストとして呼ばれて、自社の話をして参りました。

いやもう、経営者の大先輩たちの前で何をお話すればよいのか
この場への参加が決まってから、ずっと心に引っ掛かっておりました。

今日の今日になって、マイカリスマコーチに緊急で連絡とって
この引っ掛かっている気持ちを聴いてもらいました。

そして、私が行きついたのは、
これからも逢う機会がある社長たちに恰好つけても始まらない
ありのままの今の自分が大切に思っていることで
大先輩の社長たちにも、もしかしたらお役に立てるかもしれないことをお届けしてこよう!
というシンプルな思いでした。

サンキュ、マイカリスマコーチ!

お伝えしたこと 概要


この場にお誘い頂いたことへの御礼

この場にお誘い下さった方とのご縁
私と鹿児島の中小企業の社長との思い出
社長の社会貢献「雇用」とそこへの感謝の気持ち
見失った大切な思いに気づくための質問をする役
コミュニケーションは教えるものではないという気づき
コミュニケーションを巻き起こす人を育てることへ
組織の活性化のために健全な対話の果たす役割・かき混ぜ方
周年行事の機会を、社員教育とビジョン共有に活かすプログラムの紹介
鹿児島の社長の特徴「照れ屋さん」  
でした。

うなづきながらお聴きくださり、とても嬉しい時間を頂きました。

ある社長は、60周年の創立記念式典をされたばかりで、その場で会社の歴史を紐解き、記録資料のフィルムを整え、今いる社員の皆さんに会社の創業時の様子を見てもらったそうです。すると、社員の方の職場での様子がガラリと変わったと教えてくださいました。周年行事プログラム紹介の際に会社の歴史を知ることが、働き甲斐に通じると行ったところに、とても納得されたと感想をくださいました。

ある会長は、私が過去の話をみんなにしてきていないのが、いけないのだな と気づいたとおっしゃっていました。

ある社長は、組織をかき混ぜるというところが絶対に必要だけれど、自分たちだけではなかなかできない所だとおっしゃってくださいました。

自分たちの仕事と信じてきたことにお墨付きを頂いたような、そんな気持ちになりました。

 

思いという火がないとその会社は存在しえない

創業者であれ、二代目であれ、はたまた三代目であれ、なにかしらの思いを持った人が存在しない限り、その会社に存続はありえません。特に「創業者の思い」には、その会社のDNAとなる要素が含まれ、その情報がきれいにコピーされ時が経っても関わる人に伝わっていると、その会社は繁栄の道の上にあることができます。その情報が歪められたり、伝わっていなかったりすると、その会社は衰退の道を歩むことになります。

その思いに、経営理念というラベルがついて、わが社は何のために存在するのかを含んだ経営理念のある会社と、そんなものは存在しない会社の行く末に大きな違いが生まれるのです。

ですから、創業社長はその思いを折に触れ社員に語り、記録に残しておく義務があります。「そんな昔のことはよかたいが(放っておいていいのだ)」と照れている場合ではありません。

先述のマイカリスマコーチが、かつて会社員だった時の話をしてくれました。「私の属していた企業は零細企業だったの。家族経営から一歩出たような規模の会社だった。もし、社長夫妻がこの会社を創った意味を私に教えてくれていたら、毎日の仕事はもっと実りと遣り甲斐のあるものになっていたことだろうと思うの。」と。 社長、本当に照れている場合ではありません。

社長の胸に思いという火がないとその会社は存在しえないのですから。

思いを絶やさぬために周年行事を活用しましょう

ビジョンの提唱する、周年行事プログラムについて少しお伝えしましょう。
ヒアリングをさせてもらって、内容に手を加えるかもしれませんが、大まかな流れをお伝えします。

開会宣言
会社の歴史をたどる
社長の創業時の思い
創業時の頃の私について
そもそもの入社のキッカケについて
会社に入ってみて感じていること
社長の未来への思い
仲間ともっと創造的に働くために(対話) 
各自の行動宣言
閉会 

これを理想としては全社全員でやります。社員間交流も進みます。

もし、ご興味のある方がいらしたら資料をお届けしますので、ご遠慮なくメッセージくださいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。
では、今日も思いを遂げる仕事に向かいましょう。
グッジョブな一日を(^^♪

ーー

12107249_952037781521979_6970941695948721633_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナー
マインドフルネスNLPトレーナー
閏 ひさみ
ーー

もっと読みたい!
「強くしなやかな組織づくり」お役立ちコラムはこちら↓

連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」

ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花

===

孤軍奮闘のリーダーから、信頼され支えられるリーダーへ。
実体験、実例を元にまとめた全8通のメッセージが無料で読める!
メールマガジンはこちら↓

介護現場の”ため息”が”エネルギー”に変わる7つのメッセージ

by

過去の記事一覧

2017年

2017.8.1  ちょっと高級なディナー1回の代わりに「コーチ」を選ぶといい理由

2017.7.25   対話する力

2017.7.18   緊急事態には予兆がある。バックアップ体制は万全ですか?

2017.7.11 社長が会社をつぶす時、巣くっている3つの心模様 社員不信

2017.7.4 過去からの学習を超えて未来に学ぶ。-「マンガでやさしくわかるU理論」

2017.6.27  東市来学寮(小学生向け研修レポート)

2017.6.20 NPO法人桜島ミュージアム様スタッフ研修で人狼ゲームを活用。<研修レポート>

2017.6.13 枠との付き合い方があなたの未来を決める時代に突入している

2017.6.6    ゲームでコミュニケーション研修の裏側
~人狼で学べる3つのこと~(後編)

2017.5.23 その全ては誰の何のために?

2017.5.16 ゲームでコミュニケーション研修の裏側
~人狼で学べる3つのこと~(前編)

2017.5.9  感情をぶつけたその先のこと

2017.5.2  取れない疲れは”脳”のせい? 呼吸と姿勢で身体は変わる。 「疲れない脳をつくる生活習慣-働く人のためのマインドフルネス講座」

2017.4.25 全肯定、怖れることなかれ(聴く力育成のポイント)

2017.4.18 ”研修参加者あるある3つのタイプ”からひもとく学習成果の高め方

2017.04.11 工場縮小にある会社の労働組合研修会を実施致しました。<研修レポート>

2017.04.04 BI:sion の新しい切り口- キャリアコンサルティング

2017.02.21 もんじゃ焼きに学ぶ「組織で光る個のちから」のつくり方

2017.02.14 時にはうるさがられようとも経営者以上に、社員を、経営者を信じる

2017.02.07 たこ焼きに学ぶ「強くしなやかな組織」のつくり方

2017.01.31 「本当のこと」を言える組織づくり 

2017.01.24 スポーツトレーナーに学ぶ「自分の限界を超える”あと2回”」の法則

2017.01.17 【THE経営者】あの時、社長は。。。

2017.01.10  投資に学ぶ「人と組織のパフォーマンス」を高める関係性の法則

2016年

2016.12.27  リーダーシップ・相手の可能性を信じる力②

2016.12.20 会社は経営者のようになる。 だから守りたい3つの約束。

2016.12.13 会社は経営者のようになる だから経営者は自分を磨くのだ

2016.12.06 [書籍紹介]ドキドキしながら仕事してる?-「魔法のコンパス・西野亮廣著」

2016.11.22 人が育つと変わるもの

2016.11.15 組織改革のターニングポイント~後編~変わりたい、でも変えられたくはない その葛藤を解きほぐす2つの信頼~

2016.11.08  研修の現場から① 真のリーダーは時間を超えて支える力となる

2016.11.02 組織変革のターニングポイント~中編~ トップの仕事は「その気にさせる」こと。そのために必要な2つの関わりとは?

2016.10.25
 中小企業の経営者がしている周年行事にまつわる3つの勘違い

2016.10.18 組織変革のターニングポイント~前編~「頭はYES、心はNO」が「全身でYES!」に変わるまで

2016.10.11    ビジョンの周年行事がもたらす組織成長の5つの変化

2016.10.04  でも、だって、どうせ…の裏にある願いに気づけば組織は変わる

2016.09.28  心が通い合う周年行事ならビジョン

2016.09.20     BI:sionの生い立ち episode.6 -BI:sionがめざすもの 

2016.09.13    20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ~ステップ5:組織の可能性の開花~

2016.09.06 BI:sionの生い立ち episode.5 -BI:sionに込めた想い

2016.08.23    20人の壁を超えて組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ~ステップ4:仕組み化、財産化~

2016.08.16    BI:sionの生い立ち episode.4 -リーダー育成における「誘える男」という定義

2016.08.09 可能性を信じる力~会社や組織は、トップの器の範囲で成長する~  

2016.08.02    BI:sionの生い立ち episode.3 -講義形式から対話の場づくりへの転換

2016.07.26   20人の壁を超えて組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ~ステップ3:リーダーシップ~

2016.07.19    BI:sionの生い立ち episode.2 -共創ぐるぐる会議の誕生   

2016.07.12    20人の壁を越えて組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ~ステップ2:対話文化~

2016.07.02  BI:sionの生い立ち episode.1 -パートナー閏ひさみとの出逢い

2016.06.28    20人の壁を超えて、ぐんぐん成長する組織に必要な5つのステップ~ステップ1:ビジョン共有~

2016.06.21   BI:sionの生い立ち

2016.06.14   [実践報告] ビジョン式入社式を実行された会社さんから

2016.06.07   職場の空気が軽くなる!生きた朝礼5つのチェックポイント・視点編

2016.06.04  [書籍紹介] 人の成長は視点の在りかで図れる。トップが従業員に伝えづらいニュアンスが言葉になった本。『すべてが見えてくる飛躍の法則・石原明著』

2016.05.31   20人の壁を超えて、ぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ

2016.05.24  職場の空気が軽くなる!生きた朝礼5つのチェックポイント・場づくり編

2016.05.17   従業員数ひとケタのうちに育みたい組織内コミュニケーションの3つの要素・応用編

2016.05.10   従業員数ひとケタのうちに取り組んでおきたい組織運営3つのルール・応用編

2016.05.03   人の成長にも”理論”がある。リーダーのあり方・関わり方の基本書『U理論入門』

2016.04.26  従業員数ひとケタのうちに育みたい組織内コミュニケーションの3つの要素・基礎編

2016.04.19   従業員数ひとケタのうちに取り組んでおきたい組織運営3つのルール・基礎編

2016.04.12   研修はマインドコントロールの場か?

2016.04.05   「いい人に来てほしい。」と願う経営者がやるべき1つのこと。 ~あなたにとって “いい人”の条件は?~後編

2016.03.22    何事も最初が肝心②

2016.03.15   「いい人に来てほしい。」と願う経営者がやるべき1つのこと。 ~あなたにとって “いい人”の条件は?~前編

2016.03.08   何事も最初が肝心!①

2016.03.01   ビジョンが組織を強くする。今こそ「旗」を立てるとき。

2016.02.23   あの時、肩を落とされていた社長へ

2016.02.16   水は自分で飲んでください!

2016.02.09   「お断りします。」②

2016.02.02   思い込みが9割 

2016.01.26   「お断りします。①」

2016.01.19    ビジョンブログでお伝えしたいこと

by

ちょっと高級なディナー1回の代わりに「コーチ」を選ぶと良い理由

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

8月になりました。
夏バテ、夏カゼ、誘惑は多いですがしっかりメンテナンスして元気にまいりましょう。

 

BI:soinブログでは書籍紹介もしていますが、嬉しいことに7月4日ご紹介の書籍にたくさん反響がありました。

まだの方はこちら
過去からの学習を超えて未来に学ぶ―「マンガでやさしくわかるU理論」

 

U理論って言葉は聞いたことある!

スピリチュアルなやつ?

なんか難しそう・・・

さまざまな印象をお持ちかもしれませんね。
わたしの解釈はこうです。
「出現する未来から学ぶ」体験は、あなたとあなたの大切な人の可能性をひらきます。

 

体験した人しか味わえないご褒美であり、私は認定コーチとしてその体験をサポートする個人セッションをご提供しています。

ご興味のある方はこちらご訪問ください。(矢野個人のサイトへリンクします)
ManableGate 関係コンディショニングコーチング/お客様の声

 

 

さて。
今日のタイトルは攻めてみました。

ちょっと高級なディナー1回の代わりに「コーチ」を選ぶと良い理由

 

たまには本業の話を。(いつもは違うんかい、というセルフ突っ込み。)

 

わたくし、NLPマスタープラクティショナーという認定を受けておりまして
NLPというコミュニケーション心理学を学んで5年が経ちます。
そして4月から再受講しています。

==================
NLPについて詳しくはこちら
閏ひさみ 公式サイト
NLPリーダーズコーチング
菊池龍全トレーナー 公式サイト
==================

(↓たぶん一生の付き合いになる学びの仲間)

20130512_鮴榊・NLP讒禄20130512-IMG_1016_Hiroaki_Fukami.jpg

2012年8月、職場内コミュニケーションに端を発する人生最大の挫折の時に閏ひさみと出逢い、NLPを学ぶことで「自分と向き合う」、「自分のパターンを超える」、「ありたい自分にすでになっている」を実践し、V字回復を果たしました。

変わりたい、でも変わりたくない、だってこの自分で生きてきたんだもん!!
今まで大事にしてきたことを捨てるなんでできない!
そんなの「わたしらしく」ない!

(以上、魂の叫び)
さまざまな葛藤と向き合い、学びと実践を繰り返した1年でした。
世の中の生きづらさの80%(この数字に根拠はありませんが)は自分がつくっていると分かり、どんな自分でいたいか、どんな世界で生きたいか、すべては自分でつくることができると気づけたことで、ずいぶんと生きやすくなりました。

 

 

努力で何でも手に入れてきた私が、どうしても手に入れられなかったもの

幼少のころよりコンプレックスが多くて、「できない」ことを努力や根性で「できる」に変えて、後発的に自信を身に付けてきた人生です。

典型的な目標達成型で負けずぎらいで、人との競争で燃えるタイプ。

「欲しいものを手に入れるためには苦労しなければならない」
「目標達成のためには困難や努力が必要だ」
「できる自分にこそ存在価値がある」

という強いビリーフ(信念・価値観)がありました。

 

私を支えてくれた大切な価値観です。

 

ですが、2012年、自分ひとりの努力では得ることのできないものもある、と知り愕然とします。

「人の心を動かす」こと。

正しさを振りかざすだけでは、人は動いてくれない。
どれだけ一生懸命に正論を説いても、心は動かない。

 

人生のターニングポイントについてはこちらのメルマガで綴っていますので、深い部分を知り方はご登録ください。(全8話、無料です)

介護現場の”ため息”が”エネルギー”に変わる7つのメッセージ

 

(↓若かり日の私。コーチングセッションの練習中)

20130512_NLP鹿児島様

人間もOSのバージョンアップが必要

話を現在に戻します。

 

初めての学びから5年を経て、人生最大の挫折とV字回復の立役者であるNLPを再受講しています。

それはなぜか?

自分自身のOSのバージョンアップのためです。

 

新たな価値観で生きる心地よさは定着していますが、ステージが変わると出くわす課題も変わり、出会う人も変わります。
また違う次元で、自分と向き合い、他者と向き合うわけですね。

パソコンも時代に合わせてバージョンアップするように、人間もバージョンアップしていくことで、よりしなかやに、より強く、自分らしさを発揮できるようになりぐぐーんと世界が拡がります。

 

理由はもうひとつあって、トレーナーである菊池龍全さんがご自身の病気(生死にかかわる体験)を克服して、「命を懸けて伝えたい」と鹿児島でご指導くださる学びの場を感じたいと思ったのです。

 

先日の受講後にふと感じたことがありました。

「苦しんで乗り越えて成果を得る」自分から
「楽しんで実現して軽やかに変革していく」自分へのチェンジです。
「誰かのために」という使命感や責任感を手放し、「好きなことをただひたすたに探究して大好きな世界を広げていく」にコミットする結果が、誰かのためになる。

頭ではわかっていたことですが、今やっと身体や心が追いついてきたなという一致感があったのです。

新しい服や靴が身体に馴染むのに時間がかかるのと同じように、新しい価値観が馴染むまでにも時差があるんですね。

 

(↓私の変化をずっと見守ってくれる閏ひさみです)

無題

 

 

コーチという職業は、人様の人生に関わるお仕事です。
だからこそコーチ自身の軸がしなやかで整っていることが、クライアントの成果のための大前提になります。(私は今日も温泉でメンテナンス・・・)

これまで大切にしてきた古いパターンも含んで、超えて、さらに豊かな人生をつくるお手伝いをさせていただけるこの仕事に出逢えて感謝しています。

実は、プロスポーツ選手でなくとも、経営者でなくとも、会社員の方が専属コーチをつけてもいいんじゃないかと思っているんですが、まだ世の中が追い付いてきませんね。

ちょっと高級なディナー1回で自分を満たす代わりに、私たち「コーチ」を選んでいただけると嬉しいです。

 

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

13608083_883978358374856_1653491292_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

人間関係のこじれ、もつれをエネルギーに変える
「関係コンディショニング」で本領発揮に火をつけます。

by

対話する力

こんにちは
人材育成コンサルティングファーム・ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナーの閏ひさみです。

毎日、猛暑とゲリラスコールの鹿児島です。
エネルギーが渦巻いております。

さて、今回は前回7月11日の自分の投稿
「社長が会社をつぶす時、巣くっている3つの心模様①社員不信」
続きを書くつもりだったのですが、
先日より自分の中に湧き上がってきた思いと共に
それより届けたいことが浮かんだので
そちらについて書くことにします。

やっぱり人と人はそうだよね と力をくれたご本

その島の人たちは、人の話をきかない
精神科医、「自殺希少地域」を行く

森川すいめい氏著   青土社

ご本の内容は書きるものではないので書きれませんから書きません。ですが、私にやっぱり人と人はそうだよねと力とビジョンをくれた言葉があり、それをご紹介します。著者が”はじめに”に「結論だけを読みたい方は最後の章だけを読んで欲しい。最後の章にすべてまとめた。」と書いておられます。それがこれです! ジャン!

終章 対話する力

自殺希少地域の人たちは対話する
オープンダイアローグの七つの原則
生きるという事

これが最終章の目次の言葉たちでした。なぜ、力とビジョンをもらったかというと、人材育成コンサルティングファーム・ビジョンの成り立ちに遡る必要があります。この「人材育成コンサルティングファーム・ビジョン」の前身は、「共創ぐるぐる会議を伸び行く組織に届ける会」でした。

相棒の矢野圭夏女史と、
「人と人が安心して存分に対話を重ねるために必要なルールは何だろう?」
「会議というお互いが持ち寄った限られた時間の中で、参加している全ての人のアイディアが最適に統合して、事柄に当事者として楽しみながら参画し続けるために必要な行動の決め方は、どんなやり方だろう?」
「この場に居合わせて、意見は違っても、人と人としていい関係を築ける豊かな場となるために必要なことは何だろう?」
という、安心安全で創造的で人と対話することが楽しみな場づくりのために知恵を絞り「共創ぐるぐる会議」という対話のスタイルを確立し、それを活用したリーダー育成研修や、周年行事プログラムを2012年から実施して参りました。

研修の様子は、こんな感じです♪
共創ぐるぐる会議

 

その後、皆さまが健やかで、みんなで気づき!関係を築けた!あのスパークリングな瞬間の状態でいらっしゃるかどうかは、分かりませんが、今ままで自分の固定概念でだけ見ていてあきらめていたことが、互いのアイディアや、互いの存在と存在が交流することで、次の道が見えて心が躍ったという体験を積んだ人が多数生まれました。その方たちは、仲間の存在、職場の存在の有難さを感じながら日々を過ごされたことだろうと確信しています。質の良い対話は、自然と質のよい行動への変容を引き起こします。そしてそれは他人とともにできるとても喜ばしく嬉しいことです。

 

ここにどうどうと当たりまえのことを書いた。

この言葉もこの本の”はじめに”にある言葉です。 そのまま紹介すると「だから私は、ここにどうどうと当たり前のことを書いた。ひとの生きること、その営みにおいて難しい理論はいらないと思う。とてもシンプルだと思う。」 私もまったくそう思っています。ややこしいことはできませんし、細かすぎることは続けて取り組めるものではありません。

私たちが行きついたシンプルな共創ぐるぐる会議の3つのグランドルールをここでご紹介します。
全部肯定! ②ひとり一案以上 ③ありがとう の3つです。

意味を補足します。
存在承認のためのルール:全部肯定!
相手が意見を出してくれた時、ひとまずは汲み取りましょうの意味を込めて、いいね!と親指を立てて受け取ります。受け入れる必要はありません。相手はそう思っているのだなを汲み取ったよの表現です。こうされることで、意見を出した方は意見をスルーされない安心感を得ます。
機会均等のためのルール:ひとり一案以上
一つの問いかけに数分でグループで対話をします。その限られた時間内で、一言も発しない人がいないように、逆に自分だけ話す人がいないように、全員が参加している状態を作ります。分からないなら分からないというも意見も表現します。
感謝のためのルール:ありがとう
この場にご一緒してくださって、ありがとう の気持ちをもって、同じテーブルに着き対話します。そのテーブルを離れる時、ありがとう とお礼を言って去ります。今日のこの場にも感謝を感じながら。

そのシンプルなルールを順守すると、この場に来ているみんながこの会議に心も身体も参加している状態になります。場の無くてはならない一員となります。いわゆる当事者になります。たった3つの振る舞いに意識を持つことで、対話の質が変わり、同じメンバーがいる場に大きな違いを生むところをたくさん拝見してまいりました。

私もここにどうどうと当たり前のことを書きます。存在承認x機会均等x感謝が溢れる場は、人一緒にいる喜びを生み人の創造性を開きます。人と人が対話する力が閉塞感を吹っ飛ばします。何かをどうしたいと思ったら人と人は対話しかありません。

 

 

 

 

 

※ ファシリテーター冥利に尽きる瞬間の様子。こんなお顔が会場中に広がっています。

 質の良い対話をする力のある人や場は幸いなり

ここまで書いて自分の中に湧き上がっている思いは、私は共創ぐるぐる会議が大好きだ!という思いです。色んな会議やイベントに出る機会も多いのですが、どうして共創ぐるぐる会議方式を使わないのだろう?とどんな場でも思ってしまう私がいます。そして、人と人が対話を重ねることの良さを観て聴いて感じてもらう機会と、共創ぐるぐる会議方式で対話の場を組み立てられる人材の育成にもっとエネルギーを注ぎたいという思いも湧き上がってきております。

人は、生まれてから死にゆくまでのエネルギーを身体ひとつ魂ひとつ持って自分らしく発揮する存在です。質の良い対話をする力のある人や場は、たくさんの人に、人が人と一緒にいることの幸せを感じる機会となることでしょう。

毎日どんな表情でどんな言葉でどんな場を創るのか、そこに意識をもって楽しんでくれる人たちとこれからもたくさん出逢っていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。というわけで、共創ぐるぐる会議ファシリテーター養成講座を今秋から開始いたします。また、詳細はご連絡します。
では、今日もグッジョブな一日を♪

ーー

12107249_952037781521979_6970941695948721633_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナー
マインドフルネスNLPトレーナー
閏 ひさみ
ーー

もっと読みたい!
「強くしなやかな組織づくり」お役立ちコラムはこちら↓

連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」

ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花

===

孤軍奮闘のリーダーから、信頼され支えられるリーダーへ。
実体験、実例を元にまとめた全8通のメッセージが無料で読める!
メールマガジンはこちら↓

介護現場の”ため息”が”エネルギー”に変わる7つのメッセージ

 

by

緊急事態には予兆がある。バックアップ体制は万全ですか?

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

え?人材育成に関係あるの?
と思われそうなタイトルですが、緊急事態には予兆があるもの。
その予兆を察知して事前に対策しておくことが大切だという話を、個人的にとてもタイムリーな出来事を元にお届けします。

 

 

試される危機管理能力

 

yun_305

予兆はあったんです。

電源を入れてさあ取り掛かろうと思いって作業をはじめたら、ぷしゅーんという力ない音とともに消えゆく画面。

 

はい。
我が家のパソコンです。
もう古いのでいつ旅立ってもしょうがないなと腹はくくっていたのですが、ハラハラするものです。

その頻度が高まりいよいよ危険だなと私の本能が察知し、外付けハードディスクにデータをバックアップしました。

そのハードディスクがまたクセモノで、2年前に旅立っていったノートパソコンのデータや、今使っているパソコンの一代前のものなど混在しているんです。

単純にバックアップが取れればいいというわけではなくそれなりに検索性も考えて保存したいと思った私は、データの付け合わせをして要らないファイルや重複するデータを削除したりフォルダを整理したり3時間ほど格闘していました。

途中で投げ出しそうになりながらもなんとかバックアップを終え、大仕事を終えて眠りについたのでした。

 

翌朝、いつものようにパソコンの電源を入れると

「お?なかなか快適だぞ。」

デスクトップ画面も整理され、不要ファイルも整理され、動きも良くなったんだなと思って感心していたのも束の間・・・。

 

ぷしゅーん。

 

またもや電源が落ち、私の前には黒い画面が。

自動で再起動するようすもなく、強制終了をして立ち上げなおすもまた落ちての繰り返し。

さすがに5度も同じことをやっているとあきらめがついて、このブログは予備のモバイルパソコンで書いています。

完全データバックアップを行った翌日にご臨終とはなかなかやります。
きっとこれまで踏ん張ってくれてたんだなと感謝さえしてしまいます。

 

 

緊急事態には予兆がある

dualdisplay.jpg

 

パソコンを例に挙げましたが、組織に置き換えると、「人間の緊急事態にも予兆はある」ということ。

 

例えば、誰かが「辞めたい」と言い出したとしましょう。

周りにとっては「え?急に?なんで?」と思うかもしれませんが、本人としては何度もタイミングがあって、わずかながらに予兆もあったはずです。

遅刻をするとかミスが増えるとか、ささいなことかもしれません。

SOSのシグナルやささいな変化に周りが気づいて声をかけたり話を聞いたりできていれば、大事には至らず対策が打てることもあるでしょう。

これはメンタルヘルスにおいても言えますね。

 

注意深く観察すること、感じ取ること、そして何かあったときの体制を整えておくこと。

大切な人材がひとり抜けることで会社が回らなくなるようであれば危険です。
教育と仕組みは徹底しておきたいものですね。

 

 

今回の出来事で言えば、バックアップをとっていたから大切なデータを失わうことなく笑い話にできました。さらに、予備のモバイルパソコンがあったので仕事に影響を出さずに済みました。

もしバックアップ体制がなければと・・・考えると恐ろしいです。

 

余談ですが、実は2年前にノートパソコンがクラッシュしたときはまったくバックアップを取っておらず、データ救出ができるかどうかも怪しく、お店に預けて3日かかって7割くらいのデータを救出してもらいました。
なんとか助かりましたが2万円かかって冷や汗をかきました。

 

備えあれば憂いなし。万全の体制づくりをおすすめします。

 

私たちビジョンは、

誰もが本領発揮するために、そして誰にとっても縁あって身を置く場所が“楽しく磨き合う職場”であるために、強くしなやかな組織づくりをサポートします。

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

13608083_883978358374856_1653491292_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

人間関係のこじれ、もつれをエネルギーに変える
「関係コンディショニング」で本領発揮に火をつけます。

===

孤軍奮闘のリーダーから、信頼され支えられるリーダーへ。
実体験、実例を元にまとめた全8通のメッセージが無料で読める!
メールマガジンはこちら↓

介護現場の”ため息”が”エネルギー”に変わる7つのメッセージ

 

by

社長が会社をつぶす時、巣くっている3つの心模様①社員不信

こんにちは。
コミュニケーション能力開発トレーナー
マインドフルネスNLPトレーナーの閏ひさみです。

私が住む鹿児島市は、震度5の地震がありました。
これといった被害なく、幸いにもありがたかったです。
最初、ぐぅごわぁ~という音がした時、なんにも疑わず「今日の桜島は大きいなぁ」と思ってしまいました。有事の際は、普段の心構え以上のことは発揮できませんね。

※ 濡れ衣をかけられた桜島

さて、今日の話は「社長が社長をつぶす時、巣くっている3つの心模様」がテーマです。

それらは、端的に言うと ①社員不信 ②孤立感 ③ビジョン不在です。実際には、これらが絡み合って会社が無くなっていくという状態が生まれるのですが、先ず、今回は①社員不信について書きます。

 

① 社員不信

トップに立つ人間に必要とされるもの
私はまだ自分が人材育成・組織変革の仕事を始める前、経営者の皆さんが、ある方は座禅・ある方は経営哲学・ある方はボランティア活動・そしてある方はNLPコーチングトレーニングとご自身に合った形で、自分の心を育成することに精力的に取り組まれる姿が少し不思議でした。もっと具体的な経営のスキルの方が役立つ気がしていたからです。

でも、今は、経営のスキルより、自分の心を育成することがなぜ必要なのかとても分かります。それは、社長の仕事がスムーズであるためは、「人を信じられること」がとても大事だからです。そして人を信じるためには、社長の心・物の見方の成熟度が必要とされるからです。

人を心底信じるだけでなく、人を心底信じながら危機管理をしておくという状態が望まれます。その実現のために、まず人を信じることに励まれます。そして、社長の器までしか会社は成長できないということに気づかれておられるので、、自分という人の器を大きくするためにも、人を信じられる心・物の見方を学ばれるのです。

では、テーマの社員不信です。社長が社員を信じられない状態の時、毎月のお給料はどんな風に見えますか?それを出す時どんな風に感じられますか?その時の社長の中にある感覚が、社員に伝わります。その伝わった感覚は、社員を鼓舞し生産性をあげる類のものでしょうか?その反対の類のものでしかありえません。そうであれば社員は生産性を落とす一方です。

人間不信の社長へアドバイス
ビジョンでは、リーダー育成の中では「労える力」を重要視しています。社員不信になっている時、その力は発揮できません。ですが、労いひとつない状態の組織には、明るい未来は出現しません。

もし、この記事を読まれている社員不信状態の社長がおられたら、その方のためにご自身のプライドが納得されないところもあるかもしれませんが、アドバイスです。その状態は、あなたにとっては「(社員たちから)与えられたもの」かもしれませんが、その状態に反応し続けて、「だから社員は信じられない存在なんだ」という思いを強化する出来事だけをあなたの中に集める作業をやり続けると、会社をつぶします。あなたの心の中に方向転換の楔を打てるのはあなただけです。

だから、すべての社員さんの顔を思い浮かべながら、ひとりひとりにかけてあげたい労いの言葉を無理やりでもシュミレーションしてください。

そして、本当はどうありたいと思っているのか、自分の気持ちに気づいてください。そうすることが、自分の心に方向転換の楔を打ったことになり、あなたの成熟度を一つ上げたことになります。

社員不信という自分不信
外の世界も内の世界も同じ現象をまとうのも、人間の特徴です。社員不信の自分を感じるとき、自分のことを本当に肯定し信じられているのかも照らし合わせてみてください。どこかに必要以上に力が入っていませんか?自分のことも労ってみてください。なかなかできなかったら、責めることなくそんな自分も認めて、深い呼吸を意識して過ごしてください。自分を心から労えるようになった時、あなたは違う風合いで会社をながめることができるようになります。外の世界にも変化が起きるはずです。手当はまず自分の巣くわれた心から行ってください。痛がっているはずですから。

社員不信について、お読みいただきありがとうございました。

普段から何をどう思っているのか、うまくいかなくなった時はそこが浮き彫りになります。
社員不信があるなあと自分の心をまず認めてください。そこから変化がはじまります。

また追って② 孤立感  ③ ビジョン不在 の心模様について書きます。

では、今日もグッジョブな一日を♪

ーー

12107249_952037781521979_6970941695948721633_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナー
マインドフルネスNLPトレーナー
閏 ひさみ

 

もっと読みたい!
「強くしなやかな組織づくり」お役立ちコラムはこちら↓

連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」

ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花

===

孤軍奮闘のリーダーから、信頼され支えられるリーダーへ。
実体験、実例を元にまとめた全8通のメッセージが無料で読める!
メールマガジンはこちら↓

介護現場の”ため息”が”エネルギー”に変わる7つのメッセージ

 

by

過去からの学習を超えて未来に学ぶ。 ―「マンガでやさしくわかるU理論」

こんにちは。
キャリアコンサルタント人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

前回の導入レポートは反響があり、「うちでもやりたい!」とさっそく新規ご依頼を頂きました。
少しおさらいをしますと、研修のねらいは2つありました。
1.個人のコミュニケーション能力の向上
2.多様性あるチームとしての生産性や売上の向上

 

この目的に対し、「人狼」を使って3つのことを体感していただきました。
① 自分のコミュニケーションの癖やパターンに気づく。言語、非言語の2種類のコミュニケーションに対して意識を向ける。
② 物事に対する視点や価値観、アプローチ方法が人によって異なることに気づく。
③ 言葉や行動の裏には「意図」があることを理解し、合意形成や目標達成のために大切なことは何かに気づく。

まだの方はこちら
NPO法人桜島ミュージアム様スタッフ研修で人狼ゲームを活用。<研修レポート>

 

 

さて今日は私の人生を変えた”あるものとの出逢い”を共有します。

「マンガでやさしくわかるU理論」(中土井僚 著/日本能率マネジメントセンター)

U

U理論という言葉をお聞きになったことはありますか?

知っているよという方も、初めて聞いたという方も、少しお付き合いください。

 

 

U理論とは何か?の前に。

スピリチュアルでも精神論でもありません。
ものの見方、考え方、捉え方、生き方、あり方の方法論のひとつです。

学習には「知っている」「分かっている」「できる」の三段階があると言われますが、U理論においても同じことが言えます。

U理論とは何か?を知っていて、分かっていて、できること。
この三段階こそがU理論そのもので、「Uの谷を下る体験」だと感じます。
「分かっている」から「できる」への移行がなかなかチャレンジングで、私自身も勇気がいりました。
体験談はブログの最後で。

 

utheory_img

U理論とは何か?

マサチューセッツ工科大学上級講師、C・オットー・シャーマー博士によって生み出された

「過去の延長線上ではない変容やイノベーションを個人、ペア(1対1の関係)、チーム、組織、コミュニティ、社会のレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した理論」 です。

 

分かるような分からないような・・・

今回のタイトルでも伝えましたとおり
「過去の延長線上ではない変容やイノベーション」がポイントです。

失敗から学ぶ、PDCAサイクルを回して仕事の改善や向上に取り組む、という手法は一般的に知られていて実践されていますが、「未来に学ぶ」という概念は新しい視点でしょう。

もちろん失敗から学びPDCAサイクルを回すことで解決する問題もあります。

 

では、私たちが直面する人間関係の問題についてはどうでしょうか?

例えば

「あの時のひとことがいけなかったから、違う言葉で伝えてみよう」と思うAさんがいて、こじれた関係相手のBさんにあらためて言葉をかけるとします。
この時にAさんが心の底から「Bさんのあの時のひとことがいけなかった」と感じていればいいのですが、心のどこかに
「だってBさんの態度が否定的だったから、私だってそう言うしかなかった」
という思い(思い込み)があれば、言葉を変えたところで相手には伝わりません。
ともすればさらにBさんの反感を買ってしまう恐れもありますね。

 

これが過去からの学習です。

 

私たちは、良かれ悪しかれ、「こうあるべき」「こうに違いない」という過去の経験によって培われた枠組みの中に生きています。

 

「いかなる問題も、それをつくりだしたときと同じ意識によって解決することはできない。」

アインシュタインの言葉です。
一度はお聞きになったことがあるでしょう。

 

「未来に学ぶ」ことは恐れやプライドを超えること

U理論では「出現する未来から学ぶ」と言われます。

過去の成功体験や価値観にこだわることは、時に人を傷つけ、自分の可能性すら小さくしてしまいます。

先ほどの例ですが、Aさんが「あの時のひとことがいけなかったから、違う言葉で伝えてみよう」と思った時に、少し立ち止まり、自分の中を深く見つめることができたとしましょう。

「あの時のひとことはBさんにはどのように聞こえていたのだろう?」

AさんはBさんの立場に立って考えます。

”Bさんの大切な価値観を理解できていたのだろうか?”
”自分が大切にしている価値観を言葉にできていただろうか?”
”私が本当に伝えたかったことは何?”

 

ここまでくると、Aさんは気づきます。

「そりゃあ、あの言い方だとBさんは聞いてくれるはずないよね・・・」と。

 

Aさんは自分のこだわりや思い込みを超えて、「本当はBさんとどのような関係でありたいのか」という未来を描きながら、伝える言葉を選ぶことになります。

 

これが未来に学ぶということ。

 

img162

「ごめんなさい」が言えなくて

私とU理論の出逢いは2014年の春。
この本の著者である中土井僚さんから「関係コンディショニングコーチング」を学び、半年かけてトレーニングを行いました。

内省と相手への自己開示を何十と繰り返し、自分の中のちっぽけなプライドやこだわりに気づく度に落ち込んでいました。「ごめんなさい」を伝えるのがこんなにも難しいと感じたことはありませんでした。

 

ここだけの話ですが、当時NLPマスター講座を終了しコミュニケーションの専門家として仕事をしている中で、「当の本人がこじれた人間関係にまみれてたら説得力ないよなぁ」とコンプレックスがありました。

人間関係はやり直せる。
どこかでそう信じていたのかもしれません。

過去に、傷つけ傷つけられひと悶着あり断絶した関係・・・。
普通なら「縁がなかった」と割り切ってしまう人も多いでしょう。
ですがコーチとしてやっていく私にとっては、避けて通れない道でした。

 

案ずるより産むがやすし。

勇気を振り絞って相手に自己開示をして謝罪することで、相手から感謝される場合がほとんどだったのです。
想いが通じ合った時の安堵感と幸福感は、体験した人しか味わえないご褒美。

「こじれた関係の相手とやり直したい」
「しこりになっている想いを解消したい」

いまそんな想いがあるなら、「出現する未来から学ぶ」体験はあなた自身とあなたの大切な人の可能性をひらくチャンスです。

 

なんかピント来た!
私に必要な気がする!

という方はまずはこちらの本をどうぞ。

「マンガでやさしくわかるU理論」(中土井僚 著/日本能率マネジメントセンター)

U

 

私たちビジョンは、

誰もが本領発揮するために、そして誰にとっても縁あって身を置く場所が“楽しく磨き合う職場”であるために、強くしなやかな組織づくりをサポートします。

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

13608083_883978358374856_1653491292_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

人間関係のこじれ、もつれをエネルギーに変える
「関係コンディショニング」で本領発揮に火をつけます。

===

 

孤軍奮闘のリーダーから、信頼され支えられるリーダーへ。
実体験、実例を元にまとめた全8通のメッセージが無料で読める!
メールマガジンはこちら↓

介護現場の”ため息”が”エネルギー”に変わる7つのメッセージ

 

 

by

東市来学寮(小学生向け研修レポート)

皆様、ご機嫌いかがですか?
人材育成コンサルティングファーム ビジョンの
コミュニケーション能力開発トレーナー 閏です。

鹿児島県のあちこちに「学寮」「ふるさと学寮」という名前で、小学生・中学生が家を離れて5~7日間合宿をするという取組みを自治体や教育委員会が行っています。長いところは、親世代も参加したことがあるとか。

今年初めて、日置市東市来地区での開催の学寮に呼ばれて
小学校5・6年生の子どもたちに『コミュニケーション力アップ講座』
90分をご用命頂きました。私は楽しいばっかりでしたが、子どもたちとどういうことについて取り組んだかを、今日はレポートいたします。

※全員いることは分かっているのに、出席をとってみているの図

<講座のねらい>

自分の持つ影響力の大きさを知る
在り方を選ぶのは自分

についてワークを通して考える機会を持つ

<講座で体験し身につけて欲しいもの>

健全な対話と不健全な対話のスタイルを体感し、違いをつくる違いを明確に知り、自分にとって最適なものを選ぶ力

仲間とともに、創意工夫のある対話の体験をし、未来は自分たちで創るものという感覚

<具体的に取り組んだこと>

・健全な対話とは何かを自分なりにキャッチするワーク
自己紹介(お名前+好きな遊び)を仲間に披露するとき、共創ぐるぐる会議方式(①相手の話しを肯定する ②一人一案以上は何か発言する ③その場にいる仲間にありがとうの気持ちを持って接する)と、その真反対の方式でやりあってみて、違いを作る違いを考えた

真反対の方式に関しても、どういう振る舞いが真反対なのかを子どもたちから提案を頂き決定。 (①無視 ②一人づつは言う ③お前と一緒は嫌だという気持ち)

何気ない自己紹介であっても、共創ぐるぐる会議方式だったら心の負担なく話せたのに、共感の姿勢の無い真反対の方式では、思わず言葉がでてこなくなる盛り下がる体験をした。

前者と後者の違いを創る違いを考えた。

意見交換の際に、前者と後者の方式だとどれがいいか訊ねてみると、満場一致で前者を選び、お互いに気持ちよく意見交換を行った。

 

 

・自分の表情が相手に与える影響を体感するワーク 
グループを一つの会社に見立て、名前を付ける。クレイジー社に決定!

そこにお客様が「こんにちは」と訪問された時の振る舞いを3パタ―ンで演じ分け、与えられる印象を感じわける。
①無反応 ②無表情の顔を向ける ③にこやかに挨拶しながら
③の時、立ち上がって大げさに握手で迎えていた。

全員お客様役を体験したら、①、②、③のパターンの時の違いを頭の中で整理して、共創ぐるぐる会議方式で意見交換。

③がうざくてたまらなかったという共通意見がまとまる。そりゃそうだろうと思いながら(笑)、他にどんな振る舞いがあるか考えてもらい、④立ち上がらず、握手もせず顔だけ向けて挨拶をしてみたいという満場一致の意見がでる。

④のパターンを実行。お客様役も会社の人たちも皆いい笑顔になり、この会社好き♪という意見が全員から出る。

誰かが、挨拶はするけど、顔は向けないのをやりたいと⑤パターン目を提案。満場一致で実施。皆で重い空気の中盛り下がる。

コミュニケーションスタイルは、相手と自分とがどういう関係を作りたいかが決まって初めてその関係に相応しいものを選ぶものだから、他人がこれがいいと決める類のものではない。状況に応じてその時最適なものを選んでください。けれど、自分の無表情が周囲の人に与える大きな影響については、存分に理解されたと思うので、そこを加味しながら選んでくださいと伝える。(思春期前にこのことについて、体感し理解してもらえて良かったと思った。)

※この講座は昼間学校に行ってから、ご飯とお風呂を済ませた19時半ー21時のコマ。

・人はされたように他人にする生き物 だが、それで自分たちが望む未来は創れるのかの検証

私の中学校一年生の時の野球部に入ってしごかれていた同級生のエピソードを紹介し、どんな在り方の選択肢があるのか考えた。(エピソード概要 毎昼休み、同じクラスで野球部のヤスヒロくんは、愚痴を言っていた。2年生の先輩がケツバットをするのが、嫌で嫌で仕方ないと。じゃあ、自分が2年生になったら止めたらいいよと提案する女子たちに、それじゃ俺らやられっ放しじゃんと言ったこと。)
これを受けて、ヤスヒロ君には、他にどんな選択肢があるか考えてみようと投げかける。

自分な意見交換を、共創ぐるぐる会議方式で語ってもらう。(ちゃんとルールを踏まえて、分からない時は、分からないと表現していた。)

それぞれの選択肢から生まれてくる未来はどんな様子か考えてもらう。そして、その未来は実現したいかどうか尋ね、それについて意見交換。

みんなが創りたい未来の姿を考えてもらう。

こんな未来を創りたい宣言が出ました。

全体を通しての感想を一言づつ聴いて終わりをむかえました。

<後日談>
このコマの後、子どもたちは翌日のフリータイム11時間分の過ごし方をみんなで決める話し合いがあったそうです。ご担当者さんたち大人を部屋から閉め出し、自分たちで決められるから大丈夫と、みんなのしたい事を取りいれた素敵なプランを1時間もかからず作り上げていたそうです。彼らのポテンシャルはすごいですね。また、お互い成長した姿を見せあいたいです。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

では、今日もグッジョブな一日を♪

ーー

12107249_952037781521979_6970941695948721633_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナー
閏 ひさみ

ーー

連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」

ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花

===

連載「BI:sionの生い立ち」

■episode.1 パートナー閏ひさみとの出逢い
■episode.2 共創ぐるぐる会議の誕生
■episode.3 講義形式から対話の場づくりへ
■episode.4 リーダー育成における「誘える男」という定義
■episode.5 BI:sionに込めた想い
■episode.6 BI:sion が目指すもの

===

孤軍奮闘のリーダーから、信頼され支えられるリーダーへ。全8通のメッセージをぜひお受け取りください。

■組織におけるリーダーの在り方を、実体験、実例を元にまとめた無料メールマガジン(全8通)
介護現場の”ため息”が”エネルギー”に変わる7つのメッセージ

 

 

by

NPO法人桜島ミュージアム様スタッフ研修で人狼ゲームを活用。<研修レポート>

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

前回まで「ゲームを使った学びの可能性」について講師側の目線でお伝えしてきましたが、今回は実際に導入された企業のレポートをお届けします。

やはり一番の肝は、経営者様のご理解とご判断です。
おさらいしておきますね。

人狼ゲームで学べる3つのこと。
1.「観る」「聴く」「話す」といったコミュニケーションの基本スキル
2.他者視点から気づかされる自分の特徴や癖
3.チームを勝利に導くための交渉や戦略などの目標達成スキル

詳しくはこちら
ゲームでコミュニケーション研修の裏側~「人狼」で学べる3つのこと(前編)
ゲームでコミュニケーション研修の裏側~「人狼」で学べる3つのこと(後編)

 

では研修レポートです。

<ご依頼の背景 ※書ける範囲です。>
桜島の観光ガイドを一手に担う桜島ミュージアムでは、営業やガイドの時に、一瞬でお客様の懐に入り込むようなコミュニケーション能力をスタッフみんなで身につけ磨きたいという願いがあった。
またチームとしてのパフォーマンスを発揮させるためにも、自他に思考のクセがあることを理解し、異なる価値観を持つ人とも共通認識をもって相手に合わせた対話ができるようになることで、仕事がスムーズに進行しミスも少なくなり、成果につながるのではないかという期待があった。

<研修の対象者>
NPO法人のスタッフ(営業、ガイド、事務等)8名

staff.jpg

<お困りの点>
コミュニケーション力を高めるのに最適な研修がない。
スタッフによって能力も個性も様々で、どうやって能力向上のためのアプローチをすればいいのか模索している。
お客様の満足度やサービス向上のためにも、チームの結束が強くなることが必要だと感じている。

<研修がうまく作用したとき、どんな状態が好ましいと考えているか>
異なる価値観や個性に対する理解が深まり、チーム内のコミュニケーションが良好になること。その結果、仕事の成果も高まること。

<研修時間> 2時間

19274852_1174650639307625_8306618664022337807_n

<アウトカム・研修成果として目指すところ>
自分のコミュニケーションの癖やパターンに気づく。言語、非言語の2種類のコミュニケーションに対して意識を向ける。
物事に対する視点や価値観、アプローチ方法が人によって異なることに気づく。
言葉や行動の裏には「意図」があることを理解し、合意形成や目標達成のために大切なことは何かに気づく。

<アウトカムの背景>
コミュニケーションのとりづらさや誤解を生む要因のひとつに「表情」がある。自分で見えないからこそ、ゲームという「お稽古場」を通じて相手からどう見えているかを知ることが重要だと考えた。
分かり合えない時に何が起こっているかというと、ひとつの物事に対して見方や解釈が異なっている場合が多い。自分が大切にしている価値観と相手が大切にしている価値観は本来対立することなく、「違い」を認識することから理解が始まると感じた。
一見、理解できない行動であっても、本人からすれば「意図」があって理にかなった行動をしているかもしれない。表面的な言葉や行動だけでジャッジすることが互いのパフォーマンス発揮を制限していることに気づけば、個人およびチームの成果は上がると確信した。

<研修スタイル>
人狼ゲームを体験後にオリジナルの「振り返りシート」を使い、ゲーム中の自分のコミュニケーションを振り返る。チームメンバーのコミュニケーションについても観察し、フィードバックする。
「コミュニケーションの悩み」についてそれぞれ経験や疑問を話し合い、解決のための視点をミニレクチャーとして提供。

18983118_1161109303995092_1357395262_n.jpg

<研修後のご感想‐スタッフ>
「ガイドやお客様に対して、いつ、どのように、何を伝えるのか、何を望んでいるのか、よく観察しながら質問したりして満足していただけるようにしたい」(20代女性)

「ゲームを通じて、考え方や気の持ちようで自分の弱いところがよくわかりました。良い意味で素直になれるので繰り返しやりたいです」(20代女性)

「相手が何を考えているのか観察して、良い雰囲気の場づくりができるようにしたい」
(20代男性)

「自分の先入観や常識が正しいわけではないことに気づいた。仕事において、チーム内でただいるだけでチームの結束ができるわけではなく、チームであることの意識共有をしていくことが重要だと感じた」(30代男性)

 

18945197_1161109947328361_1825787095_n.jpg

<研修後のご感想‐代表 福島大輔さん>
研修のご提案をいただいた時、面白そうだったのですぐにやろうと思いました。実際体験してみて、コミュニケーションの癖や意外な一面が見られるなど、大変良かったです。
改めてスタッフの個性が分かることで人材を活用する上での参考になると思います。またチームとしての雰囲気が良くなり、お互いの個性を尊重しながら仕事が進められるようになると思います。
終了後にスタッフひとりひとりの育成ポイントも教えていただき、大変参考になりました。

 

<実施後の所感>
ガイドやお客様と接する仕事をされる皆さんなので、そもそものコミュニケーション力が高く、ゲームへもすんなり入ってくれました。初めての方も経験者も入り交じり、それぞれの視点からゲームでの学びを自分事ととらえ、取り組まれていました。
人狼ゲームの特性のひとつである「何が起こるかわからないライブ感」は、ガイドなどの現場でも共通することで、そのとき試されるのが「柔軟性」です。「こうでなければいけない」「こうであるはずだ」という思い込みは時に人を傷つけたり思わぬ結果を引き起こしたりするものですが、今回の研修ではその点を実感された方も多かったようです。
ゲームというお稽古場で、日常や仕事における自己理解と他者理解を深め、自分たちが所属するチームの未来へと思いをはせていただいけた2時間でした。

18983315_1161109283995094_517556446_n

以上、研修レポートでした。
桜島にお越しの際はぜひ桜島ミュージアムのガイドツアーをお楽しみください!

 

日常や仕事などの物事にゲーム性を取り入れることを「ゲーミフィケーション」と言います。
全国的にはなじみのある言葉ですが、鹿児島ではまだ少ない手法です。

いくら正しいことを言っても、楽しくなければ身につかない!

最高に楽しくて最先端の学び方、ゲームを使ったコミュニケーション研修なら、ゲームマスターの矢野圭夏にお任せください。

 

今日もお付き合いくださりありがとうございました。

 

13608083_883978358374856_1653491292_n
人材育成コンサルティングファーム ビジョン

キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

 

by

枠との付き合い方があなたの未来を決める時代に突入している

皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?
人材育成コンサルティングファーム ビジョンの
コミュニケーション能力開発トレーナー 閏です。

お蔭様で相方の矢野の人狼ビジネスコミュニケーションの勢いが止まりません。努力が実るプロセスを見せてもらえることは、とても幸せなことです。
ありがとうございます。

彼女の勇気を持って、研修の型を破りを今までに余りないものを形にしてきたその姿を、とても素晴らしいなと思っています。

今日は今年に入ってすごくすごくすごく感じている、『枠との付き合い方があなたの未来を決める時代に突入している』と題して「時代に置いて行かれる人」と「時代を作る人」の違いを作る違いを、自分への確認を兼ねて書くことにします。

ケースで学ぶ『枠との付き合い方があなたの未来を決める時代に突入している』

【ケース1】
先日、ゲームでMQ会計を学ぶMGという場で、ゲームを学んで参りました。※MQ会計やMGについては、それぞれググってください。その時に、大分県の乾燥資材を作っている会社の社長と専務がご参加されていました。その社長と休み時間に雑談をしていた時、税理士さんを変更された話を聴きました。

その理由が、MQ会計を知れば知るほど、有用性が分かり、MQ会計の考え方で自社の数字を見たいと思ったので長年お世話になっている税理士さんにその旨を伝えて、取り入れてくれないかとお願いしたら、それは当事務所では難しいと言われた。ので、しっかり謝罪をしてMQ会計を取り入れてくださる税理士さんに変更したとのことでした。

国の規定に沿った既存の会計が、学んだ経営者の必要なものと合わなくなったということを知りながら、自分のスタイルを動かすことなく、今まで通りでいたら、もう必要とされなくなるというケースでした。

【ケース2】
シビックカフェという名前の市民の語り場の運営サポートと一参加者として、その場のフランクで穏やかな語り合いを月に一回堪能しています。昨年の7月から地域にお住まいのドクターの呼びかけにより始まった、医療や介護など職種を超えた語り場を持ちたいという願いからのスタートでした。一年、携わり枠の持つ力を改めて感じています。開催場所が、モスバーガーだったり、集まりに使っていいよとおっしゃってくださっている介護施設さんだったり、次回はお寺だったりで、ドクターもナースも介護職の方も、制服を脱いでの参加をされております。

ということで、職場という枠組みを超えての本音の発言をされます。私は、素朴な疑問を専門職の方に訊くことができ、自分なりの幸せを探求することができております。

専門職の方であればあるほど、専門職だけで集まっての連絡協議会では、本当に必要なことなど語られることはないというジレンマを強く感じておられるようです。(余談:安心安全な語り場づくりなら、○○協議会の皆さんはビジョンを呼んでくださったらいいのに。本音が言えない意見交換なんて意味ないです。)それを証拠に、このゆるく穏やかな語り場に何かの可能性を感じて何度も足を運ばれるプロフェッショナルの姿があります。

この枠はかなり手強い。職業倫理という枠も強く存在する世界。ただ嘆くよりそれを踏まえて、一生活者としての視点も持ちながら更にその先にある誰も犠牲にならない微笑みのある地域の暮らしを皆で作ろうとしています。


【ケース3】
その昔、会議室でお弁当食べてもー いいじゃん いいじゃん と歌っていたのは、昭和のアイドル、キョンキョンこと小泉今日子さんでした。その時代、会議室はお弁当食べちゃいけない場所だったわけです。

こういうなんだか分からないけれど、決まりとして存在していること。これも枠でしょう。慣習が持つ文化・伝統の継承といういい面もあるということは認めながら、なんだか分からないけれど、決まりと存在していることを捉え直して、その時の人々の快適な生き方に添うように、みんなにとって本当にいいことに皆の意見を拾って考えて、組み替えるということもこれからはとても必要なことのような気がしています。

制度に則っているからという理由だけで、そうするものだと取り入れるのは、素直すぎて却って危険な気がしています。全てのライフイベントに、慣習が存在していて、そうするものだを生み出しています。自分事として、照らし合わせて、気色悪いことは、気が済むまで立ち止まって考えてみたらいいのです。 そして、自分として選択・決断をする。それが枠との上手な付き合い方だと思います。

このテーマ、まだまだ自分の中で考え続けることだと感じています。
今の段階でまとめられることをまとめてみました。また、書きます。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

では、今日もグッジョブな一日を♪

ーー

12107249_952037781521979_6970941695948721633_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナー
閏 ひさみ

 

もっと読みたい!
「強くしなやかな組織づくり」お役立ちコラムはこちら↓

連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」

ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花

===

孤軍奮闘のリーダーから、信頼され支えられるリーダーへ。
実体験、実例を元にまとめた全8通のメッセージが無料で読める!
メールマガジンはこちら↓

介護現場の”ため息”が”エネルギー”に変わる7つのメッセージ