こんにちは。
関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。
「BI:sionの生い立ち」連載が終わり、やっと自由に書ける!
というのは冗談ですが、今日は
組織変革のひとつの糸口について共有したいと思います。
あきらめムードが生む3つのD
研修・コンサルティングに入るとき対象者みなさんからヒアリングします。
なぜなら、ご依頼くださる経営トップまたは人事担当者の目線だけでは片手落ちだからです。
よくあるのが経営目線と現場目線の対立構造で、両者の想いが通じ合わず組織の成長を阻んでいることが多いのです。
現場のリーダーやスタッフからお話を聞くと、もちろん意欲ある前向きな言葉が語られることもありますが
「言ってもどうせ変わらない」
「頑張るだけ無駄なんです」
というあきらめムードが感じられることもしばしば。
そのあきらめムードが職場全体に蔓延して
「でも」
「だって」
「どうせ」
という成長を妨げる「3つのD」が生まれます。
では、仕事中や飲み会、部下とのやりとりなどでこの言葉に出合ったらどうすればいいのでしょうか?
「どうせ変わらない」に隠された本音に近づく
「言ってもどうせ変わらない」
「頑張るだけ無駄なんです」
というあきらめムードを感じる言葉ですが、その裏には何が隠されているのでしょう?
あきらめているということは、一度はチャレンジしようとした経験があるということ。
それが入社した時なのか、
学生時代のチャンレジなのか、
はるか昔の子どもの頃の記憶なのかは分かりませんが
何かしらの願いや希望をもっていたはずなんです。
ですが残念なことにその期待が外れる経験があり「どうせ変わらない」と信じている。
ただそれだけです。
「でも」
「だって」
「どうせ」
成長を妨げる「3つのD」ではありますが、その裏には
「どのように変わりたいのか」
「どうすれば変わるか」
そんな本当の想いが隠されているのです。
誰だって気持ちよく働きたいですよね。
言葉のうわっつらだけを受け取るのではなく、その裏にある想いを汲み取れるリーダーであってほしいと思います。
いかがでしたでしょうか?
お時間がありましたらこちらも併せてお読みください!
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連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」
ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花
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連載「BI:sionの生い立ち」
■episode.1 パートナー閏ひさみとの出逢い
■episode.2 共創ぐるぐる会議の誕生
■episode.3 講義形式から対話の場づくりへ
■episode.4 リーダー育成における「誘える男」という定義
■episode.5 BI:sionに込めた想い
■episode.6 BI:sion が目指すもの
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今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
ひとりひとりのリーダーシップを育むための対話の場づくりで、組織を成長スパイラルへ導きます。
人材育成コンサルティングファーム ビジョン
関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏 HP:https://manablegate.com