こんにちは。
関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。
コーチ・講師という仕事柄か、もって生まれた性格か
「伝える」ことにこだわりがあります。
昔はあまり考えもせず率直な物言いが多く
「そんなつもりじゃないのに・・・」
「そこまで言わなくてもいいのに・・・」
「なんで何度言っても分かってもらえないんだろう?」
なんていうミスコミュニケーションが多発し、
関係がこじれることもよくありました。
そんな痛い痛い「伝わらない」経験を経て
「伝わる」ための研究開発?を続けているわけですが
そんな研究・・・ではなく学習の甲斐あり今では
本当に伝えたいことがちゃんと伝わるように
いろんな「たとえ話」を使って、言葉を届ける工夫をしています。
たとえ話にもいろいろありまして、
故事成語を引用することもありますし、
身近なものごとに置き換えて話をすることもあります。
(コミュニケーションはキャッチボール、もたとえ話ですね)
コンサルティングの世界でよく使われる話なので
おそらく聞かれたことがあるかもしれませんが
”砂漠で井戸を掘るのではなく、井戸の掘り方を教えよ”
というものがあります。
こんな言い方もあります。
”魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ”
ある方と話をしていて深く共感し
このところの私の身に起きていることと照らして感じ入っているたとえ話をご紹介します。
”馬を水飲み場まで連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない”
私たちコーチという存在は、
何か目的を持って行動したい、変化成長したい、と願う方が
現状から一歩踏み出し、目的地まですんなりと行けるようにお手伝いをさせていただく仕事です。
言葉に耳を傾け、歩幅を合わせ、目的地を目指して一緒に進むことはできます。
それはあくまでも、ご本人が「前に進む」と決めて行動するのが前提であり
無理矢理に手を引いて歩かせることはできません。
実現の過程でたくさんの方の力をかり、支援を受け、力強く向かっていくことは
目標達成のためのショートカットでもあるので活用するべき。
そして最後は、
自分の足で、自分の手で、「欲しい未来」を掴み取る。
着火ウーマンは「きっかけ」にしかすぎません。
(残念ながら・・・)
あなたの力を最大級に燃え上がらせるのは、あなた自身です。
今夜は熊本で、素敵な女性経営者の皆様とお会いしてきます。
私も自分の手で「欲しい未来」を掴み取りますね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
人材育成コンサルティングファーム ビジョン
関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏 HP:https://manablegate.com