「いい人に来てほしい。」と願う経営者がやるべき1つのこと。
~あなたにとって “いい人”の条件は?~ 後編
こんにちは。
関係コンディショニングコーチの矢野圭夏です。
ようやく甲突川沿いの桜が咲きました。
花開く力をためていたつぼみが
「いつ咲こう?」と時期を見計らっている。
暖かくなったと思ったら急に冷え込み、
春が来たと思ったら冷たい雨が降り・・・
「いつ?」「今?」という
もぞもぞした時間を過ごしながら
ようやっと咲くことができた。
「啐啄同時」(そったくどうじ)
という言葉をご存じですか?
私の好きな言葉で
詳しくはまた折に触れブログに書きますが
桜のつぼみにも、そのエッセンスを感じるのです。
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さて本題に入ります。
第1、 3火曜日は矢野ブログです。
時節がら、「採用」に焦点を当ててお届けしています。
テーマは「あなたにとっての“いい人”」。
前回に引き続き
紙とペンを用意して読み進めてくださいね。
前回は、
■ステップ1
まず、会社の理念を確認します。
■ステップ2
ではその方をさらに深く見ていきます。
(「いい人」である構成要素を見つけて書き出す。)
をご紹介しました。
(まだの方はこちらをご覧ください)
採用は大切。
わかっちゃいるけど・・・
「いい人がいなくて・・・」
と、採用のミスマッチに悩む前に
お金をかけず短時間でできること
がたくさんありますよ。
リサーチ材料が多いほど、多様性を持ったしなやかな組織づくりが
できますので、ぜひみなさんで取り組んでください。
ステップ1&2で
会社の理念にぴったりの
「いい人」Aさんに備わるスキル、経験、価値観を書き出したあと
■最後にステップ3
「いい人」Aさんの生の声をききます。
例えば
・この会社で働くと決めたきっかけ(そもそもストーリー)
・入社前後の変化
・頑張ったこと(花まるストーリー)
・仕事面で工夫していること
・チャレンジしたいこと
などです。
背景を知ることで、
目に見える行動への理解が深まり、
採用に必要な要素や、現スタッフに強化してほしいことなど
たくさん情報が集まります。
組織にとって「望ましい」とされるAさんなら
きっと快くインタビューに協力してくれるでしょう。
組織にとって「いい人」であり
本領発揮して働いてくれるスタッフとは
いわば両想い。
付き合いたてのカップルが
「私のどこが好き?」
「え~。そうだな~。
一緒にいて楽で、自然体の自分でいられるところかな」
「私も♪」
とお互いの愛を確かめ合うようなものですね。
コントのようなやりとりですが
これは一般的にマーケティングの手法として
効果的とされる「顧客の声を聴く」ことです。
商品やサービスを購入してくれるファンの声をきき
自分たちの強みに気づいたり
改善点を見つけてブラッシュアップする。
あなたの会社にとっては
商品・サービスを購入してくれる人=顧客
のみならず
数ある会社から選んでくれて
一生懸命働いてくれるスタッフも大切な顧客です。
このことに気づき実践している会社は
100年続く企業であることは皆さまご存じでしょう。
私たちBI:sionがご提供する
『周年事業を活用したビジョン共有プログラム』は
創設者の想いを辿り
会社の歴史を振り返り
経営者の想いを言葉にし
スタッフとともに歩む未来を探求する
半年間のプログラムです。
(ご案内ページはこちら)
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今日の■ステップ3は
とても大切なことですが
「インタビューなんて恥ずかしくてできないよ」
という場合は
私たちが代わりにお話をお聞きこともできますので
ご相談くださいね。
今年度の採用に間に合わなかった!と嘆く必要はありません。
中途採用の方にも使えますし
採用に関わらずスタッフの質を上げるために
有効な方法ですので通年で活用して頂けます。
もう少し加えたいことがありますが
今日も文字数オーバー・・・
どうか次回までお待ちくださいませ。
個人の成長も組織の成長も、インプット&アウトプットの循環です。
あなたにとっての“いい人”の条件のリサーチ結果を
お聞かせいただけるのを楽しみにお待ちしております。
今日もお付き合いくださりありがとうございました。
(こちらから感想をお送りいただけます)
人材育成コンサルティングファーム ビジョン
関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏 HP:https://manablegate.com
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