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BI:sionの生い立ち episode.2

episode.2
~早く行きたいなら 一人で行け
遠くに行きたいなら みんなで行け~

 

 

こんにちは。
関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。
思いつきで始めた「BI:sionの生い立ち」が、予想以上の反響で驚いています。

(まだの方はこちら BI:sionの生い立ちepisode.1 )

 

お待たせしました、第2話です。

 

「変わりたい」と願う矢野圭夏と、その変化を見守る閏ひさみが
一緒に仕事をすることになったきっかけ。

 

2人で研修をつくり、2人でファシリテーションをつとめる
新しい講師スタイルがどうやって生まれたのか?

 

ある意味で企業秘密とも言えますが、よく質問されるので
ご愛読くださるあなたとぜひ共有したいと思います。

 

BI:sionの生い立ち第2話は共創ぐるぐる会議の誕生について。

 

 

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ある日、未経験業界の研修依頼が舞い込んだ

2013年。
当時フリーランスで講師業をしていた私は
知人からある研修のご依頼をいただきます。

 

絶望からようやく立ち直り自分を取り戻す過程にいた私は
「はい、よろこんで!」
と受けたところまでは良かったけれど
業種と規模が、これまでの比較にならなかったのです。

 

畜産業で、参加者100名。

講演会ならまだしも、研修で100名となると
講師1人で目配り気配りできる状況ではありません。

 

さあ、困った。

 

どんな課題があるのかも分からないし
受講される方のイメージがつかない。

 

2時間という与えられた時間で
100名の方に何を気づき、得ていただけばいいのか。

真剣に考えました。

 

ですが、経験のないものはイメージもアイデアも浮かんでこない・・・

なんとも残念な私の脳みそです。

 

 

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”得られる成果”よりも”講師らしさ”にこだわっていた

これまでの経験上、というか、性格上、
自分の研修を同業者に見られるのがとてもとても嫌で
自分がやっていることに自信がありませんでした。

いや、ちょっと語弊がありますね。

 

もちろん、ご依頼主様の要望に対し
「これだ!」と思うものを最大限に考えてご提供してきたつもりですが、
同業者の目に触れるのはまた別の話。

 

今では、どうぞお越しください!
と胸を張って言えますが、当時はまだ未熟だったのでしょう。
その未熟さをカバーするために、
いろんな仮面をつけて人前に立っていた気がします。

ですから、
「こんな研修やろうと思っているんですけど、ちょっとアドバイスいただきたくて。」

なんて聞くことは、恥!!!

選択肢の中に1ミリもありません。
変なプライドで身を固めていました。

 

 

月日がたち、頭によぎるのは「畜産業で、参加者100名」の文字。

 

どうにもこうにも、進まない・・・。

この時はじめて、
「どうにも一人ではできそうにない」
「ちょっと聞いてみようかな・・・」

とひらめき、一番に顔が浮かんだのが隣人でした。笑

 

 

閏ひさみが何を生業にしているのか謎でしたが、
相談できる相手はこの人しかいないと思ったのですね。

藁にもすがる思いです。

 

意を決して17号室の扉をたたきました。
私の重苦しさとは裏腹に
「待ってましたよ」というように笑顔で出迎えてくれた彼女。
それはそれは熱心に耳を傾けてくれました。

 

 

今となってはこの時に隣室に駆け込んだことが
私の研修スタイルを大きく変えることになる
「その時、歴史は動いた」的な出来事なのですが
閏ひさみはもっと軽やかにとらえているんでしょうね。

 

 

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人を動かすのは正しさではなく楽しさ

 

その日から、2人で場をつくる準備が始まりました。
与えられた2時間を最大化するためにテーマを考え、
「問い」を立て、カリキュラムを練りました。

 

この過程で、彼女から学んだことははかり知れず
それまで「自分ができること」「教えること」中心に考えていたことが

「参加者がどうなることが成果なのか」
「求めていることが得られるためには何を問えばいいか」

まさにコーチ視点での研修づくりを学んだ瞬間だったのです。

 

 

その結果、できた研修タイトルが
「全日本畜産フォーラム 九州大会」

進行をつとめる私たちは
「消費者に安心安全なお肉を届ける会」 としてみなさまの前に現れました。笑

 

 

いやあ、もうギャグとしか思えませんが本人たちは真剣ですからね。
楽しくってしょうがなかったのを思い出します。

(この時はまだ「共創ぐるぐる会議」という名前はありませんでした)

 

 

研修やセミナー会場というのは少し緊張感があったり
講師から問われても手を挙げるのに躊躇したり
心理的なあれこれが生じる場だと思います。

 

そこで、講師が小さくまとまるのではなく
「ここまで大丈夫ですよ!」と振り切った幅を見せることで
参加者のパフォーマンスも最大化される。

 

「研修」のイメージを覆し
その場のひとりひとりが日頃の思いを語る時間を過ごすため
エンターテイメントな「形」にこだわりました。

 

「人を動かすのは正しさではなく楽しさである。」

それを全身全霊で体現した研修です。笑

1人ではきっと成しえなかった場づくりですね。

 

 

おっと、気づけば文字数オーバー!

 

 

「全日本畜産フォーラム」から得られたこと。
講義形式から対話の場づくりへとシフトした研修のあり方については、次回。

 

 

 

・・・ええ、知っていますよ。
まだ「BI:sion」にはなりません。笑

 

どうぞ次回をお楽しみに。

 

 

今後お届けするエピソード

episode.3 講義形式から対話の場づくりへの転換(8月2日更新)

■episode.4 リーダー育成における「誘える男」の定義(8月16日更新)

・BI:sionに込めた想い

・今後の展開

 

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今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

人材育成コ13608083_883978358374856_1653491292_nンサルティングファーム ビジョン
関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏