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コーチングセッション事例 ~”もう辞めるしかない”から”まだできることがある”に変わった40代営業マン~

 

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

すっかり涼しくなりましたね。新しい習慣をはじめる良いタイミングです。

 

前回は大宰府リトリートについてお伝えしました。
いつもと違う場所に身を置き自分と向き合うことで、思考がクリアになり創造の力が沸いてくる体験でした。

まだの方はこちら。
”忙しい”が口癖のあなたへ。感情と思考のクリアリングで望む成果を手に入れる。

 

 

今回はクライアント様のコーチング事例をご紹介します。

「コーチってどう使っていいかわからない」
「何を相談すればいいの?」
「どんなことをサポートしてくれるの?」

そんな疑問のお答えになれば幸いです。

 

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Aさん(40代男性、商社勤務の営業職で勤続20年)

<ご相談の経緯>
4月から新しい部署へ異動になり、自社の主力となる新製品の拡販を担当している。過去にも営業経験はあるが、販売チャネルや商品が異なることで売り方も異なり苦戦している。
部署の中では勤続年数が長いほうで、若手はそれなりに頑張って営業しているのを見て、自分もなんとか頑張らなければと思う一方で、体力的にも限界があり、心身ともに疲労困憊して仕事に身が入らず苦しい。頭で分かっていても身体が動かない。
上司との面談を控えているが、このままだと弱音や愚痴を吐くなどして関係が悪化する恐れがあるため、なんとかして今のネガティブな感情や状況を整理して、自分の仕事やこれからのことを冷静に考えたい。

 

<コーチング、コンサルティングのポイント>
まずは勤続20年という点をねぎらい、蓄積してきた経験や成果に自信を感じていただく。
今のAさんは日々の疲れからとても視野が狭くなっていると考えられるため、いろんな視点から客観的に状況を眺めてみることを提案。
例えば、新製品について営業の立場では「売りづらい」と感じるとしても、開発者や販売を決める部署においては、「これはいい商品だ」「こんな人の役に立ってくれるはず」という思いがこもった商品であるに違いない。そうすれば、開発者の視点でこの商品の良さや活用される場面を見てみると、営業の立場では見えないことが見えてくるのではないか。
また、上司の立場になってみて、今の自分がどのように映っているのか、周りから見た時の自分の様子(言葉や行動、表情、仕事への取組みなど)はどのように見えるのか、を考えるのも効果的である。

 

<クライアントの気づきと取り組み>
上記の提案を受けて、Aさんは今の自分が周りからどのように見えているか、上司が自分に期待していることは何なのか、を冷静に考えて何をどうすればいいか自分の行動が見えてきたようす。
また新製品の売り方に関しても、開発者の視点や過去に経験した部署でのノウハウを元に自分なりの方法を考えて上司に提案し、「それやってみようよ」という前向きな面談の場になったとのこと。
「もう辞めるしかない」という気持ちに支配されていたAさんが、「まだできることがある」という気持ちになり、以前よりは楽な気持ちで仕事に取り組めているとの報告。

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いかがでしたでしょうか。

Aさんのように「頭で分かっていても身体が動かない」「なかなか行動が伴わない」ということは私たちにもあることです。
今回のコーチングセッションでは、「ままならない気持ち」の面と、「営業活動をうまくやる」行動の面の2つの側面からアプローチしました。

悩み、不安などに襲われているとき、人は視野が狭くなります。これしかない、と絶望に陥ります。そこで、視点を変えたり視野を広げたり選択肢を増やしたりすることで、相手が「まだやれることがある」と気づきます。

今回のセッションはそういったケースの代表例とも言えます。

 

コーチングというと、経営者の方や、何か特別な仕事をしている方のサポートのように思われることもありますが、こういった会社員の方からのご相談も多いです。
コーチとして、キャリアコンサルタントとして、ひとりの人間として、あなたの人生の一助になれれば幸いです。

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

人間関係のこじれ、もつれをエネルギーに変える
「関係コンディショニング」で本領発揮に火をつけます。

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NPO法人桜島ミュージアム様スタッフ研修で人狼ゲームを活用。<研修レポート>

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

前回まで「ゲームを使った学びの可能性」について講師側の目線でお伝えしてきましたが、今回は実際に導入された企業のレポートをお届けします。

やはり一番の肝は、経営者様のご理解とご判断です。
おさらいしておきますね。

人狼ゲームで学べる3つのこと。
1.「観る」「聴く」「話す」といったコミュニケーションの基本スキル
2.他者視点から気づかされる自分の特徴や癖
3.チームを勝利に導くための交渉や戦略などの目標達成スキル

詳しくはこちら
ゲームでコミュニケーション研修の裏側~「人狼」で学べる3つのこと(前編)
ゲームでコミュニケーション研修の裏側~「人狼」で学べる3つのこと(後編)

 

では研修レポートです。

<ご依頼の背景 ※書ける範囲です。>
桜島の観光ガイドを一手に担う桜島ミュージアムでは、営業やガイドの時に、一瞬でお客様の懐に入り込むようなコミュニケーション能力をスタッフみんなで身につけ磨きたいという願いがあった。
またチームとしてのパフォーマンスを発揮させるためにも、自他に思考のクセがあることを理解し、異なる価値観を持つ人とも共通認識をもって相手に合わせた対話ができるようになることで、仕事がスムーズに進行しミスも少なくなり、成果につながるのではないかという期待があった。

<研修の対象者>
NPO法人のスタッフ(営業、ガイド、事務等)8名

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<お困りの点>
コミュニケーション力を高めるのに最適な研修がない。
スタッフによって能力も個性も様々で、どうやって能力向上のためのアプローチをすればいいのか模索している。
お客様の満足度やサービス向上のためにも、チームの結束が強くなることが必要だと感じている。

<研修がうまく作用したとき、どんな状態が好ましいと考えているか>
異なる価値観や個性に対する理解が深まり、チーム内のコミュニケーションが良好になること。その結果、仕事の成果も高まること。

<研修時間> 2時間

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<アウトカム・研修成果として目指すところ>
自分のコミュニケーションの癖やパターンに気づく。言語、非言語の2種類のコミュニケーションに対して意識を向ける。
物事に対する視点や価値観、アプローチ方法が人によって異なることに気づく。
言葉や行動の裏には「意図」があることを理解し、合意形成や目標達成のために大切なことは何かに気づく。

<アウトカムの背景>
コミュニケーションのとりづらさや誤解を生む要因のひとつに「表情」がある。自分で見えないからこそ、ゲームという「お稽古場」を通じて相手からどう見えているかを知ることが重要だと考えた。
分かり合えない時に何が起こっているかというと、ひとつの物事に対して見方や解釈が異なっている場合が多い。自分が大切にしている価値観と相手が大切にしている価値観は本来対立することなく、「違い」を認識することから理解が始まると感じた。
一見、理解できない行動であっても、本人からすれば「意図」があって理にかなった行動をしているかもしれない。表面的な言葉や行動だけでジャッジすることが互いのパフォーマンス発揮を制限していることに気づけば、個人およびチームの成果は上がると確信した。

<研修スタイル>
人狼ゲームを体験後にオリジナルの「振り返りシート」を使い、ゲーム中の自分のコミュニケーションを振り返る。チームメンバーのコミュニケーションについても観察し、フィードバックする。
「コミュニケーションの悩み」についてそれぞれ経験や疑問を話し合い、解決のための視点をミニレクチャーとして提供。

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<研修後のご感想‐スタッフ>
「ガイドやお客様に対して、いつ、どのように、何を伝えるのか、何を望んでいるのか、よく観察しながら質問したりして満足していただけるようにしたい」(20代女性)

「ゲームを通じて、考え方や気の持ちようで自分の弱いところがよくわかりました。良い意味で素直になれるので繰り返しやりたいです」(20代女性)

「相手が何を考えているのか観察して、良い雰囲気の場づくりができるようにしたい」
(20代男性)

「自分の先入観や常識が正しいわけではないことに気づいた。仕事において、チーム内でただいるだけでチームの結束ができるわけではなく、チームであることの意識共有をしていくことが重要だと感じた」(30代男性)

 

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<研修後のご感想‐代表 福島大輔さん>
研修のご提案をいただいた時、面白そうだったのですぐにやろうと思いました。実際体験してみて、コミュニケーションの癖や意外な一面が見られるなど、大変良かったです。
改めてスタッフの個性が分かることで人材を活用する上での参考になると思います。またチームとしての雰囲気が良くなり、お互いの個性を尊重しながら仕事が進められるようになると思います。
終了後にスタッフひとりひとりの育成ポイントも教えていただき、大変参考になりました。

 

<実施後の所感>
ガイドやお客様と接する仕事をされる皆さんなので、そもそものコミュニケーション力が高く、ゲームへもすんなり入ってくれました。初めての方も経験者も入り交じり、それぞれの視点からゲームでの学びを自分事ととらえ、取り組まれていました。
人狼ゲームの特性のひとつである「何が起こるかわからないライブ感」は、ガイドなどの現場でも共通することで、そのとき試されるのが「柔軟性」です。「こうでなければいけない」「こうであるはずだ」という思い込みは時に人を傷つけたり思わぬ結果を引き起こしたりするものですが、今回の研修ではその点を実感された方も多かったようです。
ゲームというお稽古場で、日常や仕事における自己理解と他者理解を深め、自分たちが所属するチームの未来へと思いをはせていただいけた2時間でした。

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以上、研修レポートでした。
桜島にお越しの際はぜひ桜島ミュージアムのガイドツアーをお楽しみください!

 

日常や仕事などの物事にゲーム性を取り入れることを「ゲーミフィケーション」と言います。
全国的にはなじみのある言葉ですが、鹿児島ではまだ少ない手法です。

いくら正しいことを言っても、楽しくなければ身につかない!

最高に楽しくて最先端の学び方、ゲームを使ったコミュニケーション研修なら、ゲームマスターの矢野圭夏にお任せください。

 

今日もお付き合いくださりありがとうございました。

 

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人材育成コンサルティングファーム ビジョン

キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

 

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[実践報告] ビジョン式入社式を実行された会社さんから

こんにちは。
人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発担当コンサルタント 閏ひさみです。
今日もサイトを訪問いただきまして、ありがとうございます。

経営者、若きリーダーのためのビジョンブログは毎週火曜日更新
コンサルタントの閏と矢野が隔週でお届けしています。

今週は、以前このブログでご紹介していた
ビジョン式入社式を実行された会社さんのご担当者さまから
お喜びの声の実践報告が届きましたので
そのご報告をさせていただきます。
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ビジョン式入社式関連記事
何事も最初が肝心①
何事も最初が肝心②  

ご担当者さまから届いたメールです ↓

”ブログを印刷して ポイントを抑えながら進行しました! 1点だけ後悔が、社長挨拶の後の 入社社員に「期待に答えてくれますか」を 「今のビジョンの話を聞いて感想ありますか」と伝えてしまい 一人反省してました><;

ギリギリまで内容を確認して 暗記するようにしてたのですが上記1点が後悔です。 (伸びしろデス!)
反省もありましたが考えないで行う入社式よりは 凄く意味のあった入社式になったと思います!” 

ーー
更に今回入社された方の様子について尋ねると
ーー

目の奥に炎がみえました! 火がつきました!”

ーー
とのこと。

更に先述の言葉に関して
凄く意味のあった は、どういう種類の意味ですか?
とお尋ねしましたところ

ーー

”伝えられた相手もそうなのですが、 自身で試みる事で不安もありましたが、色々な気付きや成長がありました。
①関係の無い話で折られそうになっても、 冗談にのまれずに、目は真剣のままで伝えて (社長から怖いと言われましたが) 真剣さを伝えられました。
②後輩に対して一番大切な心の在り方を伝えられた達成感
相手に伝えるという事に向き合ってギリギリまで悩んで 本当に「伝える」という術を微力ながらも覚えました! そういう時間が凄く意味のあるものに思えました。 説明が下手ですがこんな感じです!”
ーー
という内容でした。
入社式の場づくりをされたご担当者様に、心からの大きな労いの拍手を送ります。
3f926579※ これは乾杯だ! 拍手はこちらです!素晴らしいですね。 14343652-Illustration-Featuring-a-Clapping-Smiley-Stock-Illustration-emoticons
正直言いまして、場づくりって実践トレーニング無きままだと本当に難しいんです。

矢野ともいつも鍛錬だね と言っています。なぜなら、場の空気は生ものだからです。どれもリハーサルなしのライブだからです。

まして、入社式はこの会社の場に対する”マインドセット”を行わないといけないので、更に難しいのです。 が、このご担当者さまのお気持ちが、しっかり新入アルバイトの方へ伝わったことで、少しくらいセリフが足りなくても、目の色に変化が起こりました。十分に会社の場に対してマインドがセットされました。

これは、入社式進行のご担当者さまの在り方が、相手に引き起こしたことです。
本当に素晴らしいです。

ーー

また、入社式をご自身たちで心を込めて、実行されたことで、この会社さんのステージに確実に変化が起こりました。自分たちでこの場が作れたということは、自走し学習する組織に踏み出されたということです。ビジョンブログを読むだけでなく、どしどし実行して、属する価値の高い組織に成っていっていただけるとこんなに嬉しいことはありません。

益々の組織の充実をお祈り致しております。

引き続き、ブログを読んで、こんなこと実行してみましたのお便りお待ちしております。

12107249_952037781521979_6970941695948721633_n人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナー
閏 ひさみ

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