こんにちは。
秋も深まり、シチュウの恋しい季節になってまいりました。
今週は、クリームシチュウに粒マスタードをたっぷり入れるのが大好きな
コミュニケーション能力開発トレーナー閏ひさみがお届けします。
今回は少し目先を変えて
私が出向いた研修の現場で繰り広げられた場面から
感じたことをつづりたいと思います。
タイトルは
[研修の現場から]
真のリーダーは時間を超えて支える力となる です。
私たちは、基本的にコミュニケーションスキルを教えこむような研修はしません。
何故なら、人は自分の頭で考え納得したことしか
自分の人生に取り入れないからです。
知っていても実践しないならば
知らないと同じ価値かそれ以下だからです。
ですが
私はコミュニケーション能力をその方の中に開発して
今までとは違った振る舞いをしてもらうことを仕事としています。
余り教えこむことはしませんが、
皆さんの中にある宝物の経験を引っ張り出してもらう
問いかけをジャンジャンします。
^^
先日は
「あなたが『心を開いて話したいと思ったあの人』の特徴は何ですか?」
と受講生の皆さんに今までの人生の中で出会った人々を思い出してもらいました。
^^
答えは様々なようですが
板書していくと様々な共通点が浮かび上がってきます。
^^
話を最後まで聴いてくれた
私のことを認めてくれた
いつも励ましてくれていた
意見を否定しなかった
長い時間かけて信頼関係をつくってくれた
しっかり向き合ってくれた
声をかけてくれた
親身になってくれた
^^
続けて
「あなたはどこを真似したいですか?」
とお訊ねして
そこで出てきた答えに沿った演習で実践を積んでもらいます。
照れながらも果敢にチャレンジされる姿が繰り広げられます。
とても素敵な時間です。
^^
そして続けて
「なぜ、その方はあなたにそのように接してくださったのでしょう?」
ともお訊ねします。
先日の研修では
ここで受講生の皆さんから音がなくなってしまいました。
研修ルームは静まり返ってしまいました。
皆さん、そう接してくださった相手の方の心に触れて
言葉がでない状態になられていました。
中には、ハンカチを取り出される方も。。
^^
成長を信じてくれているから
仲間として大切な存在だと思ってくれていたから
乗り越えられると思っていたから
etc
少し上擦った声で返事をくださいました。
こちらまでホロリの時間です。
最後に今日の研修の感想を一言頂いたとき
受講生のおひとりが
「ずっと前に会社は辞めましたが、今日はまたあの上司に励まされました。
私は幸せ者でした。今からは周りの人にあの上司のように接していきます。」
とおっしゃっていました。
^^
ナイスなリーダーは、時間も空間も超えて
ずっと力づけしてくれる存在のようです。
周年行事などの機会を使って
リーダーシップの発揮まで
あと一歩の勇気が足りない方のサポートを
どんどんしていこうと思います。
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人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナー
閏 ひさみ
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ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花
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連載「BI:sionの生い立ち」
■episode.1 パートナー閏ひさみとの出逢い
■episode.2 共創ぐるぐる会議の誕生
■episode.3 講義形式から対話の場づくりへ
■episode.4 リーダー育成における「誘える男」という定義
■episode.5 BI:sionに込めた想い
■episode.6 BI:sion が目指すもの
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