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投資に学ぶ「人と組織のパフォーマンス」が高まる関係性の法則

 

こんにちは。
関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。
2017年のブログ初めは、ある投資家(Kさん)との会話から。
え、投資なんて関係ないよ、と思う方もぜひ耳を傾けていただきたいです。
なぜならそこに、「人と組織のパフォーマンス」のカギが隠されているからです。
それでは、ダイアログ形式でお楽しみください。

投資の成功要因に学ぶ、人と組織のパフォーマンスが高まる関係性の法則

 

Kさん「私は投資歴6年でまだ大きな顔はできないけれど、これまで見てきた中で、投資が成功する人とそうでない人が分かるようになってきてね。」

わたし「そうなんですか!そもそも私は投資経験がないので、成功も失敗も検討がつきませんが・・・」

Kさん「そうだよね。投資といってもいろいろあって、方法によってリスクやリターンも違ってくるし、その人に合ったやり方があると思うよ。」

わたし「一言に投資といっても奥が深いですね。誰かの勧めるものが必ず自分にも良いとは限らないということでしょうか。情報収集をして自分で考えることが大切ですね。」

Kさん「そうだね。お金を運用するということに対してちゃんと向き合う必要があるね。」

わたし「はい。Kさんはその経験の中で、成功例や失敗例を見て来られたというわけですね?」

Kさん「なんだと思う?」

わたし「えーと・・・先ほどの話だと、やはり人の話をうのみにせず自分の目でみて頭で考えて判断することでしょうか?」

Kさん「それも正解だね。さらにね、大切なことがあって、それがあるのとないのとでは、運用パフォーマンスが変わってくるんだよ。」
わたし「運用パフォーマンスですか。得られるリターンに影響する大切なこととは何でしょうか?」

Kさん「それはね、投資する人と、それを支える人との関係性なんだよ。」

わたし「関係性?」

Kさん「例えば、あなたが投資するとするよね。投資をするのはあなたの資金や判断であって、リスクもリターンも自己責任だ。けれども、あなたに関係する人、たとえばご家族があなたの投資にノータッチで無関心だとすると、その投資のパフォーマンスはあまり期待できない。」

わたし「家族の無関心が、パフォーマンスに影響するということですか!」

Kさん「そうだよ。よくあるのが、“投資の件は夫に任せていますから”、とか、“自分の余剰資金で投資するので家族に話さなくても大丈夫です”、とか言って投資を始める人がいるんだけどね、多くの場合はうまくいかない。」

わたし「でも、自己責任ですし、家族に迷惑をかけずに自分ひとりの範囲でできると思えばそれでも良いんじゃないですか?」

Kさん「そこが大きな穴なんだよ。投資というのは、対象となるものの可能性に対して自分の大切なものを賭ける行為だとすると、そこに相手との信頼や期待があることは分かるかな?」

わたし「はい。身近なことで言えば、資格取得のためにお金や時間を投資するのは、その資格を取得することでの成長できたり仕事の幅が拡がったりすることを期待している、ということですよね。会社で例えると、新入社員への先行投資のようですね。将来性に賭けて採用して教育するわけですから。」

Kさん「そうだね。自分で自分に投資することや、相手に投資すること、世の中には大小かかわらずさまざまな関係性がある。そしてそこには信頼がある。」

わたし「たしかに。単純かもしませんが誰かに期待されると頑張ろうと思いますよね。その人と共に最大限の力を発揮しようという気持ちになりますね。」

Kさん「そこなんだよ。当事者と関係者との共通理解や良好なコミュニケーションがあることで、パフォーマンスが高まるということだ。」

わたし「なるほど!家庭も職場も“私ひとりの問題だからほおっておいて”というわけにはいきませんよね。人は少なからず影響し合っているわけですからね。」

Kさん「そう。だから投資をする人とそれを支える人との間で、ちゃんと共通認識をもっていることや情報共有がされること、相手のために自分には何ができるかを考えて行動することが大切なんだ。」

わたし「なんだか今までの投資のイメージが変わりました!“投資”という手段を通じてコミュニケーションを学ぶ機会というわけですね。」

Kさん「もちろん投資はそれだけではないけれど、そういう一面もあると言えそうだね。」

 

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いかがでしたでしょうか?

 

実際の会話を元に、Kさんのお話を通じて感じたことに解説をつけて言葉にしました。
自分の力は自分だけで本領発揮できるものではなく、他者との関わりを通じて、支え支えられて高まっていくもの、ということに気付かされる出来事です。
2017年も私たち“ビジョン”は
誰にとっても縁あって身を置く場所が“楽しく磨き合う職場”であるために活動していきます。
想いを同じくする方々と出逢えることを楽しみに、日々発信してまいります。

 

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今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

ひとりひとりのリーダーシップを育むための対話の場づくりで、組織を成長スパイラルへ導きます。13608083_883978358374856_1653491292_n

人材育成コンサルティングファーム ビジョン
関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

 

 

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連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」

ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花

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連載「BI:sionの生い立ち」

■episode.1 パートナー閏ひさみとの出逢い
■episode.2 共創ぐるぐる会議の誕生
■episode.3 講義形式から対話の場づくりへ
■episode.4 リーダー育成における「誘える男」という定義
■episode.5 BI:sionに込めた想い
■episode.6 BI:sion が目指すもの

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