こんにちは
人材育成コンサルティングファーム ビジョンの
コミュニケーション能力開発トレーナー
閏改め、上村ひさみです。
秋の心地よい季節となったなあと思っていたら
30℃の真夏日に逆戻りして、夏勢力の抵抗を感じる日々です。
さて、今日は、会社経営における縁起でもない話についてお伝えします。
「社長」という肩書のある方には、ちょっと耳の痛い話になると思います。
※写真は、鹿児島市谷山地区にある妙行寺(みょうぎょうじ)さんの写真です。
洗心橋という名前の橋を渡った先にあるお寺さんです。
『縁起でもない話』大学が開校される予定です。
このお寺さんで開講される『縁起でもない話』大学のミーティングに先日参加してまいりました。参加者は、社会福祉法人旭生会理事長 園田希和子さん、公益財団法人慈愛会 愛と結いの街施設長 黒野明日嗣ドクター、同法人 看護師 米盛章子さん、鹿児島医療生活協同組合 鹿児島生協病院 外科医 平野慎一郎ドクター、医療法人浜友会 きいれ浜田クリニック院長 浜田努ドクター、NPO法人ら・し・さ 福祉系ファイナンシャルプランナー 関野信一さん、哲平司法書士事務所代表 福嶋哲平さん、合原行政書士事務所代表 合原千尋さん、そして妙行寺ご住職 井上從昭さんでした。
縁起でもない話を家族と語らないまま、認知症が進行してしまったり、不慮の事故や病気などにあってしまった方には、どうして差し上げたらいいのか分からず、治療の方針やお看取りの方針が定めにくいという話などを和やかにでも真剣に語りました。お寺で、是非その縁起でもない話を語る機会を提供しようということなのです。各方面の専門家達が本音で語る時間でした。2025年問題など、考えておくべきことが山積みの現在が浮き彫りになりました。
認知症倒産という現実
その中で、ケアが難航しがちな人の特徴の話になりました。それは、社会的に高い地位にあった男性に多いということでした。その話題を聴きながら、2017年9月3日(日)南日本新聞 『認知症倒産 中小相次ぐ 進む経営者の高齢化 事業承継へ準備必要』の記事を思い出しておりました。 経営者が60代・70代になっても次世代にまだまだ元気だと言って、バトンタッチをしない傾向があるとは数年前から聞いておりましたが、その経営者たちの中で認知症になられて、会社に仕事はあるのに、会社を閉じなければならない事態が発生しているというものでした。
私はこの記事を見て、一会社の問題でなく鹿児島県全体の衰退につながる大きな記事だと感じました。IターンもUターンも、仕事があるかどうかで帰ってくるかどうかを計ります。やるお仕事がある会社が、後継者がいないという理由で閉まってしまっていては、元気ある地方都市なんて作れっこありません。本当に後継者を育てようと思ったら、10年はかかると考えそれに合わせて取り組み始めてほしいのです。
人は誰でも年を取るという事実への対応策
人材育成コンサルティングファーム ビジョンには、周年行事のプログラムがあります。どうやって後継者を育てていけば分からないという経営者の方に向けて作った1年半~2年間を使って進めるプログラムです。後継者人材にまず必要な力を、リーダーの3つの基礎力として、『聴く力』『伝える力』『相手の可能性を信じる力』としています。それが出来たら、『場を仕切れる力』『相手に気持ちよく動いてもらう力』『相手を労う力』を加えていきます。それを一年に一回の周年行事の機会を2回使って無理なく取り組んでいきます。
会社が潰れないまでも、不慮の出来事で突然、社長になることになって、人前で話すこともおぼつかない状態の人がトップに立つことはなかなか難しいです。こんなことを言うと、『縁起でもない話』を言って失敬だと気分を害される経営者がいらっしゃるかもしれませんね。でも、それを踏まえて自分の現状から10年後を考えて欲しいのです。確実に人は年を重ねて、10年後には今より10歳年上になっていきます。そして、確実に人はいつかこの世を旅立つ日を迎えます。それに異論を唱えられる方は誰一人いらっしゃらないと思います。
未来に備えてください。会社のためにも、ご自身のためにも。
この備えは絶対に無駄にはなりません。ビジョンは後継者育成を周年行事を使ってお手伝いいたします。
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閏改め 上村ひさみ
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