皆さま、こんばんは。
本日は、人材育成コンサルティングファーム・ビジョンのコミュニケーション能力開発トレーナー閏ひさみがお届けいたします。
冬の中に春があるという感じから、春の中に冬があるという感じに移り変わる頃ですね。この季節の変わり目を個人的にマーブルシーズンと呼んでいます。
2月13日に伊集院経営者クラブ&鹿児島相互信用金庫若手経営者の会ブレーン21の定例の勉強会に呼ばれて、入社式を使った『マインドセット』のお話をしました。 ヘビーリーダーの方なら、あれあの話?と思われたかもしれませんが、そうです、以前このブログでも『何事も最初が肝心①②』でお伝えしたお話しです。現場でお使いいただきたくて、ご紹介させていただきました。
入社式、取り入れてくださるかなあ?? 活用頂けるといいなあ。。。
さて、今日のテーマは、企業の人材育成に関わらせてもらいながら、最近殊に考えていたことについて書くことにいたしました。
経営者の思い通りに社員研修をすればいいのが、人材育成コンサルタントの仕事だとは全く思っていません。自分が経営者に雇われているとも思っていません。
時には、経営者が社員にお伝えすると、その真意がなかなか伝わりにくいことで、社員のまっすぐな理解が必要だなと思うことは代わりにお伝えすることもあります。が、経営者の社員についての考えをそのまま鵜呑みになんてしません。
そんな存在を煙たいと思われる経営者の会社組織は、個人商店レベルどまりだと思っています。だから、人材育成コンサルティングファーム・ビジョンが関わらなくても、お好きにされたらよろしいのです。ビジョンは、本当の意味で組織だった会社を作っていきたいと思われている経営者の会社組織に、真っすぐ正面から関わらせてもらうのみです。
だから時には、経営者の方とぶつかることもあります。 特に経営者の方が、ご自身で掲げた会社の理念と外れたことを考え、してしまおうとする時、アラームを鳴らずが如く、気づいてもらうためにぶつかることもあります。
また、経営者が社員の可能性を信じきれなくなったような時も、ああそうですか と言って済ませることはありません。
そして、これを出過ぎた真似だとは思っていません。なぜなら、会社の場は、経営者一人のものではないからです。もちろん社員だけの場でもありません。会社の場は、社会にとって雇用や働き甲斐が創出される大事な場だからです。
先日の経営者の勉強会の後、参加した懇親会でお話しさせていただいた2代目経営者の方が教えてくれた話があります。その社長は、全くの他業種からの転身で今の会社を引き継いだそうです。今、スムーズに引き継げて会社の体制が整ってこられたことについて、こうおっしゃっていました。
「自分には、先代から会社に関わっている税理士が、ついてくれているんですよ。時にはこの野郎!!とむかつくこともありますが(笑)、自分が自分の感情だけで、判断をしようとするとき必ず釘を刺してくれます。お蔭で、その時は分からないこともありますが、結果、助かっているのです。うるさい存在は役立ちますね。」
この経営者の言葉が、アラームの存在意義を強化してくれました。
ビジョンは、社員の、経営者の、持てる可能性を本人たちより信じているかもしれません。 いえ、信じています。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
マーブルシーズン、健やかにおすごしくださいませ。
では、今日もグッジョブな一日を!
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人材育成コンサルティングファーム ビジョン
コミュニケーション能力開発トレーナー
閏 ひさみ
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連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」
ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
ステップ5、組織の可能性の開花
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連載「BI:sionの生い立ち」
■episode.1 パートナー閏ひさみとの出逢い
■episode.2 共創ぐるぐる会議の誕生
■episode.3 講義形式から対話の場づくりへ
■episode.4 リーダー育成における「誘える男」という定義
■episode.5 BI:sionに込めた想い
■episode.6 BI:sion が目指すもの
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