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そのお店での実施を確定するか、しないかの判断の瞬間

こんにちは
人材育成コンサルティングファーム ビジョンの
コミュニケーション能力開発トレーナー
閏改め、上村ひさみです。

お蔭様で会社を退職し、独立後10年を迎えることができました。
本当に周囲の皆さまのお蔭なくして、迎えることはありませんでした。
ありがとうございます。

今日は、ここが分かっていなかった頃の自分への自戒を込めての
テーマをお届けします。

「そのお店での実施を確定するか、しないかの判断の瞬間」です。

真実の瞬間
ーSAS(スカンジナビア航空)の
サービス戦略は何故成功したか
ヤン カールソン著
ダイヤモンド社

 

この本「真実の瞬間」は、スタッフが顧客に接する15秒で全てが決まる
そのために、経営者は何をどうスタッフに理解してもらえばいいのかを説いたSASを一年で
再建した若きCEOヤンカールソンの経営論の本です。

コミュニケーション力は、反射神経分野に属すると私は考えています。
咄嗟の一言にその人が思っていることが全て凝縮されているのです。

このエピソードは、以前矢野にそこまでするのですか?と思わずつぶやかれたことのある話です。
えーー そんな人だったのぉ と言われ、引かれるかもなあと思う所がありますが、人材育成の仕事をしている者として、ここ肝心と思っているところをちょっと勇気を持って今日は書きます。

 

私は返しの一言で決めている

 

私、実は飲食店に電話をして「予約したいんですけど」と伝えた、その後の返事の言葉の種類で予約するかしないか決めています。
それが、「何日でしょうか」「何名様でしょうか」「はい」であった場合、そのお店を使うことを止めます。そのお電話の方の受け応えが、明るくて感じが良くてもダメです。

これは、もう数々の経験を経て、そこを観察してきて、ここ最近出した結論です。

その判断を無視して、またお店探すのちょっと大変だからここでいいやと思ってその場を実行すると
大概、「やっぱり そうだなあ・・・」 と自分が自分で決めたルールに従わなかったことに後悔することになります。

それらの何が悪いの?と思われている方もいらっしゃると思うので、もう少し説明します。

咄嗟の一言にその人が思っていることが全て凝縮されているのですと前述しました。

「何日でしょうか」「何名様でしょうか」と訊ねるのは、自分のお店の段取りのための言葉。
「はい」は、その言葉を受け取ったという表現の言葉。

このお店に流れている教えの優先順位が垣間見えてきます。

予約したいという人物に対しての、この時に最適な言葉が出てきていないのです。

それは何か?というと
それは「ありがとうございます」という言葉です。

 

相手に対する言葉が出てくるのは
一連の諸々の確認が終わってから、
やっと「ありがとうございました」という言葉が返ってきます。

ここに目をつぶってその場を実行した場合に垣間見れること

咄嗟にありがとうございます が出て来なくても、その予約を実行した時は、
大概後悔することになると書きました。

お店の段取りが最優先事項の場合、
お店の方からその宴の最中の会話を途切れさせられることが起こります。
「お料理の説明を致します」や「お皿をお下げしてもいいですか」などを
特に何も感じていない様子で実行されます。

どの言葉を受け取ったの「はい」のお店の場合、
グラスが空になっていても、お皿が空になっていても
特になにという働きかけはお店の方からはない傾向にあります。

私が予約をしてお店に行くときは
食事をご一緒したいと思う大事な方をお連れして
その方に時間も雰囲気も満足してもらいたいという気持ちを持っていての予約なので
お店の方が上記の様子では、その方へのおもてなしの時間がおもてなしの時間にならなくなるのです。

だから、咄嗟に予約をしたいと言ってきた人に対して気持ちを向けられる
お店でないと相手の方に失礼になるかもしれないのです。それを私は避けたいのです。

咄嗟の「ありがとうございます」が反射神経レベルで出てくるために

じゃあ どういうことをスタッフに教えたらいいのか?というとそれはたった2点です。

一つは、そのお店のビジネスモデルを教え込むこと。誰が自分のお給料を実際的に持ってきてくれるのかを知ること。
もう一つは、自分のお店に予約してきたという事実のその背景や理由まで目と気持ちを向けるトレーニングです。

たった2点ですが、しっかり出来るスタッフだと未来のデザインが変わりますよ。必要あればお問合せください。

みんながお互いの人生劇場の登場人物ですからね。お互い様に素敵でいましょう。

P.S. ありがとうございますと言わないお店だったらいきなり電話切るのかと思われるといけませんので、ちょっと説明します。その時は、これだけの説明をそのお電話に出た方にすることもありませんので、「すみません。ちょっと事情が変わりました。また必要あれば電話しますね」とお電話を切らせて頂いております。そういう考えに思い至ったのです。悪しからずご了承くださいませ。

ーー

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コミュニケーション能力開発トレーナー
マインドフルネスNLPトレーナー
閏改め 上村ひさみ
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連載「20人の壁を超えて、組織がぐんぐん成長する組織づくりに必要な5つのステップ」

ステップ1、ビジョン共有
ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
ステップ4、仕組み化・財産化
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子どもの誕生日のように、会社の創立記念日を祝おう ~マンネリ周年行事をチーム力アップの機会に~

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

 

本日9月19日は、閏ひさみ改め上村ひさみの会社、オフィス・イエローシードの創立記念日。

\おめでとうございます/

 

私たちBI:sionは、それぞれ自分の事業体を持っていて、案件によって1人だったり2人だったり最善の体制でお客様をサポートさせていただいています。
私の屋号であるManableGateの創立記念日は9月6日なので、2人?とも9月生まれということですね!

 

さて、今日のタイトル「子どもの誕生日のように、創立記念日を祝おう」ですが、きっと誰しも「記念日」は嬉しいもので、生涯大切にしたい記憶でしょう。

 

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誕生の奇跡

人がこの世に生まれることも、会社がこの世に生まれることも、等しく「誕生の奇跡」。

 

創業したばかりで従業員も少ないし祝うこともないよ、と照れてしまう創業者もいるかもしれません。

何十年も続く企業で創業者も代替わりをしていると、創業当時の想いを分かち合うメンバーも少ないかもしれません。

 

もし形式だけの「周年行事」で満足しているなら、それは間違いです。

なぜなら、普段言えない「ありがとう」を伝えるチャンスだから。

 

長年付き添った夫婦が、結婚記念日に思い出のレストランで食事をしたり、感謝の気持ちを伝え合ったりするように。
1日1日の積み重ね、365日の苦楽を共にするパートナーへのねぎらいは、心温まるものです。

 

会社というひとつの生命体が誕生するにはエネルギーがいります。
ですが創業の苦労話を喜んでする経営者もいないでしょう。

「記念日」だからできること。

胸に秘めた気持ちを伝えあう。
今ここに共にいることを確認しあう。
これから積み重ねていく未来を語りあう。

 

普段言えない「これからもよろしくね」を伝えるチャンスなのです。

 

外部人材だからできること

周年行事を活用したビジョン共有プログラムでは、まず経営者様のヒアリングからはじまりオーダーメイドのプログラムをご提案します。
社内人材ではない外の視点が加わることで、周年行事の意義を考えたり、自分たちの仕事の価値に気づいたりすることができます。

 

周年行事の見た目は記念式典ですが、対話を中心にしたワークショップ形式で、ただ座っているだけではありません!とにかく身体も頭も動かしていただきます。

 

もちろん当日までのプロセスも大事にしています。
プログラムづくりに関わる社内人材の育成も同時進行でおこないますので、担当者にとって企画力や交渉力、ファシリテーション力などを実践的に身に付ける機会としてもご活用いただけます。

 

どんな様子?とご興味を持ってくださった方はこちらをどうぞ。
周年行事プログラムをご活用くださった企業様の事例をご紹介しています。
https://bision.jp/solution/anniversary/

 

「ありがとう。これからもどうぞよろしく。」の気持ちを楽しみながら伝えたい。

その機会を私たちにプロデュースさせてください。

 

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ
矢野 圭夏

人間関係のこじれ、もつれをエネルギーに変える
「関係コンディショニング」で本領発揮に火をつけます。

■あわせて読みたい!周年行事にまつわるコラムはこちら

「創業者の思い」の持つパワー (2017年8月9日掲載)

[実践報告] ビジョン式入社式を実行された会社さんから (2016年6月14日掲載)

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凝り固まった視点を動かす質問 

皆様 こんにちは。
コミュニケーション能力開発トレーナー 閏ひさみです。

夏が気配をひそめ、秋がどんどん幅を利かせてきておりますね。「万物流転」の法則を思い起こす日々です。皆さま、お元気にお過ごしですか?

さて、今日は凝り固まった視点を動かす質問をご紹介いたします。

その前に、前提を知っておいて欲しいので人の脳に備わっている仕組みを一つご紹介いたします。

それは「言われたことに対して、真摯に検索をする」という仕組みです。

「言われたことに対して、真摯に検索をする」

人と人は言葉を使って意味のやり取りをします。相手がかける言葉や、内省する言葉に反応をする仕組みが備わっています。組織の中でどういう声かけが日常にあるかが、社員の方が普段どういうことを考えて過ごしているかに直結することなのです。

もし、毎日がこういう声かけだったらどうでしょう? 「あなたたちは、どうしてこうもミスが多いんだ?」「お客様を怒らせることをするなよ」 どんなことを言われた方は、検索することになるでしょうか? そしてこの検索は、その時ばかりでなく、深く納得がいく言葉に出会うまでずーとかかり続けます。この前提をしっかり知っておいてください。特に組織においては、上からの声かけはパワフルに作用します。

凝り固まった視点はなぜ生まれるのか?

それは簡単な仕組みです。何らかの変化に対して本人があきらめていたり、変化に魅力を感じていないから、このままでいい、これが現状で仕方ないものだという気持ちがあるからです。

凝り固まった視点を動かす質問①
もし。。。だったら。。。?

これはNLPの質問で、AS IFフレームというものです。 この型の質問では、自分で無意識に作っている壁を自然と超えて物を考えられるという効果があります。 凝り固まった頭の方からは、そんな絵空事を考えて何になる?という意見が出てきそうですが、そこが壁なのです。正論が作り出す可能性を閉ざす壁なのです。頭の固い方にもここはぐっとこらえて、次のように事を進めて欲しいです。

少し想像してみましょう。何か新しいプロジェクトが始まる際に、「もし、この仕事が最大限の成果を生み出して終えられるとしたら、私たちは何を得られることだろうか?」という声かけから、プロジェクトのミーティングが始まったとしたら、その後、メンバーはどんな検索を自分にかけ、どんな状況をみんなで創り出していくことになるでしょうか? 過ごす時間の質が変化することは容易に想像できます。

凝り固まった視点を動かす質問②
何が起きたらいいのでしょう?

これはクリーンランゲージの質問です。発問者の意図を入れることをある程度できてしまうAS IFフレームとは違い、この質問は限りなく本人が本人としてこうあればいいなということに純粋に検索をかけることができます。
少し無責任に事に対して語れるという空気も含み、事柄に絡め取られることなく軽やかに考えを巡らすことができる質問でもあります。

ピンチな出来事がやってきた時に、自分に対して「何が起きたらいいのでしょう?」と問いかけられることが、ピンチからやって来るであろう悪いことに凝り固まってしまった視点からの脱出の第一歩となります。

ここまで読んでくださって、そうだそうだと頷いている方も、半信半疑な方もいらっしゃると思います。そうだそうだと頷いている方は、凝り固まった視点が質問で動いた経験があられる方だと思います。ご自身の生活で役立ってこそ価値があるというものです。リーダーの声かけが生み出す違いでもありますので、是非、ご自身に、そしてご自身の関わる組織の中で使ってみてください。こうだったよという体験談をお待ちしております。

では、今日は凝り固まった視点を動かす質問2種類と、人の脳の仕組みをご紹介いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

では、今日もグッジョブな一日を♪

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ステップ2、対話文化
ステップ3、リーダーシップ
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コーチングセッション事例 ~”もう辞めるしかない”から”まだできることがある”に変わった40代営業マン~

 

こんにちは。
キャリアコンサルタント
人間関係コンディショニングコーチ 矢野圭夏です。

すっかり涼しくなりましたね。新しい習慣をはじめる良いタイミングです。

 

前回は大宰府リトリートについてお伝えしました。
いつもと違う場所に身を置き自分と向き合うことで、思考がクリアになり創造の力が沸いてくる体験でした。

まだの方はこちら。
”忙しい”が口癖のあなたへ。感情と思考のクリアリングで望む成果を手に入れる。

 

 

今回はクライアント様のコーチング事例をご紹介します。

「コーチってどう使っていいかわからない」
「何を相談すればいいの?」
「どんなことをサポートしてくれるの?」

そんな疑問のお答えになれば幸いです。

 

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Aさん(40代男性、商社勤務の営業職で勤続20年)

<ご相談の経緯>
4月から新しい部署へ異動になり、自社の主力となる新製品の拡販を担当している。過去にも営業経験はあるが、販売チャネルや商品が異なることで売り方も異なり苦戦している。
部署の中では勤続年数が長いほうで、若手はそれなりに頑張って営業しているのを見て、自分もなんとか頑張らなければと思う一方で、体力的にも限界があり、心身ともに疲労困憊して仕事に身が入らず苦しい。頭で分かっていても身体が動かない。
上司との面談を控えているが、このままだと弱音や愚痴を吐くなどして関係が悪化する恐れがあるため、なんとかして今のネガティブな感情や状況を整理して、自分の仕事やこれからのことを冷静に考えたい。

 

<コーチング、コンサルティングのポイント>
まずは勤続20年という点をねぎらい、蓄積してきた経験や成果に自信を感じていただく。
今のAさんは日々の疲れからとても視野が狭くなっていると考えられるため、いろんな視点から客観的に状況を眺めてみることを提案。
例えば、新製品について営業の立場では「売りづらい」と感じるとしても、開発者や販売を決める部署においては、「これはいい商品だ」「こんな人の役に立ってくれるはず」という思いがこもった商品であるに違いない。そうすれば、開発者の視点でこの商品の良さや活用される場面を見てみると、営業の立場では見えないことが見えてくるのではないか。
また、上司の立場になってみて、今の自分がどのように映っているのか、周りから見た時の自分の様子(言葉や行動、表情、仕事への取組みなど)はどのように見えるのか、を考えるのも効果的である。

 

<クライアントの気づきと取り組み>
上記の提案を受けて、Aさんは今の自分が周りからどのように見えているか、上司が自分に期待していることは何なのか、を冷静に考えて何をどうすればいいか自分の行動が見えてきたようす。
また新製品の売り方に関しても、開発者の視点や過去に経験した部署でのノウハウを元に自分なりの方法を考えて上司に提案し、「それやってみようよ」という前向きな面談の場になったとのこと。
「もう辞めるしかない」という気持ちに支配されていたAさんが、「まだできることがある」という気持ちになり、以前よりは楽な気持ちで仕事に取り組めているとの報告。

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いかがでしたでしょうか。

Aさんのように「頭で分かっていても身体が動かない」「なかなか行動が伴わない」ということは私たちにもあることです。
今回のコーチングセッションでは、「ままならない気持ち」の面と、「営業活動をうまくやる」行動の面の2つの側面からアプローチしました。

悩み、不安などに襲われているとき、人は視野が狭くなります。これしかない、と絶望に陥ります。そこで、視点を変えたり視野を広げたり選択肢を増やしたりすることで、相手が「まだやれることがある」と気づきます。

今回のセッションはそういったケースの代表例とも言えます。

 

コーチングというと、経営者の方や、何か特別な仕事をしている方のサポートのように思われることもありますが、こういった会社員の方からのご相談も多いです。
コーチとして、キャリアコンサルタントとして、ひとりの人間として、あなたの人生の一助になれれば幸いです。

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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「関係コンディショニング」で本領発揮に火をつけます。